機能不全家庭 決死のサバイバル戦略!禁止令とは?(後編)

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

このブログは、機能不全家庭で親との関係から取り込み、潜在意識内に大切にしまい込んでいる様々な【禁止令】についての後編です。

前編はこちらから

【禁止令】の種類、詳しくは

禁止令(ストッパー) と 拮抗禁止令(ドライバー)

後編では、それら【禁止令】が大人の私たちにどう作用するのか、書いていきたいと思います。

◆アダルトチルドレンの生き方に表れる【禁止令】の具体例

例えば、下記はほんの一例ですが
「いつも問題ある人をパートナーに選び、尽くし過ぎて捨てられる」
「浮気や借金を繰り返す伴侶を憎んでいるのに、ずっと離れられない」
「いつもパワハラを受けて、転職を繰り返してしまう」
「ママ友などの関係で、いつも疎外感がすごい」
などなど

まとめると、
「そうするつもりはないのに、なぜかそうしてしまう」
「そんなこと望んでないのに、結果 なぜかそうなる」

相談者様のお話くださるお悩みからは、時間軸や登場人物は違えど、明らかに様々な出来事に同じ【禁止令】が敷かれているであろう共通点が見つかります。
「〇〇するな!」「〇〇しなければならない、さもなくば・・・」

禁止令たちが織り成す一連ストーリーを「人生脚本」「負のパターン」とも呼びます。

◆解決策は、その存在に気づいてあげること

お悩みをカウンセリングで話して頂くことにより、大人の今ではもう不要になった【禁止令】たちの存在に気づくことができます。

そしてそれらは、インナーチャイルド療法やイメージワークなどを使い、書き換える事が出来ます。

その時大切なのは「こんな禁止令、邪魔だ!要らない!」と排除するのではなく、その【禁止令】たちを持つに至った自分の背景を丁寧に知ること。幼き自分はあの時、何を感じ何を想っていたのか。

そうしていくうちに「ああ、これも私なんだ」と思えるようになり(自己受容)「この【禁止令】たちに守られてきたからこそ、私は無事に生き延び、今ここにいるんだな」なんて思えたりするから不思議です。

勿論、一人では大変難しい作業です。なんせ、潜在意識内に在ることは無自覚、無意識ですから。
よってカウンセラーという第三者が相談者様に伴走することが、客観視と分析に大変役立ちます。

不眠不休の自分超専用 ボディーガードたち!

機能不全家庭を生き延びた私の中にも沢山在った、【禁止令】たち
やはりカウンセリングに臨むうち、その存在に気づくようになりました。

その1つ1つは、あたかもそのお役目を忠実に誠実に完遂しようとする一個の人格のようだと、私には感じられました。

だから1つ1つ、その存在に気づく度に内なる対話をしました。

私、もう大丈夫なんだよ。今まで守ってくれて、ありがとう。もう休んでね」

【禁止令】たちは、24時間体制不眠不休で自分を守ってきてくれた自分超専用のボディーガードたちに他なりません。

今もふと、何かの出来事に対して立ち止まってしまう時があります。そんな時は落ち着いた環境で、また自分の内側と対話してみます。

私はカウンセリングに臨むまで、それこそ必死に「ドライバー全開」で追われるように走って生きて来ました。

【禁止令】の種類、詳しくは

禁止令(ストッパー) と 拮抗禁止令(ドライバー)

そしてカウンセリングにて「小さなエミちゃん」(インナーチャイルド)も見つけ仲良くしていますが、どちらかというと、このストイックなボディーガードたちの存在に何だか親近感湧きます(笑)

あなたも会ってみたくなってきましたか?

あなたを誰よりも愛し、あなたが二度と傷つかぬよう必死で守って来たボディーガードたちもまた、あなたなのです。

全ての答えは、あなたの内側にあります。

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。