毒親遠隔介護セラピー

少子化、と叫ばれて久しい昨今。

同じくらい耳にするのが「老人大国」や「団塊の世代」「後期高齢者」などという言葉ではないでしょうか。

もし親の介護に困ってらっしゃる場合は、是非このページを御一読くださいね。

どうかまずあなたの心の騒めきが鎮まり、お気持ちが少しでも楽になられるようにという想いと願いを込めて、私の実体験を交えて書かせていただきます。

どうか、必要な方にとどきますように。

お知らせ

只今、香月の実際遠隔介護手配 & 連絡断絶後3年を経ての母との再会に於いての心理描写などを交え、ブログを連載でアップしております。

現在進行形【2024年1月24日 母への介護手配始まる】①~
https://original-ownlife.com/blog-2024-05/

結論から申し上げます。

現在の日本の対高齢者福祉制度などを使いこなすことで、親や兄弟姉妹と必要最低限の接触にて、遠隔介護手配が可能です。

さすがは「高齢者大国ニッポン」

65歳以上の高齢者人口比率、約30%。

選挙票の約3割が高齢者に握られているため、現在の日本では至れり尽くせりの素晴らしい介護体制が整えられています。

これを、毒親の支配・影響から我が身と人生を守るために逆利用するのです。

このカウンセリングでは、私が実際に海外から日本の親へ行った遠隔介護手配の実体験やノウハウ、福祉大学で学んだ知識余すところなくお伝えし、進捗サポート致します。(2022年3月に日本福祉大学通信学部を卒業)

これらに加え、通常カウンセリングも勿論行います。

あなたの想いを沢山聴かせて頂き、心の中に安全基地を創ることで不安・焦り・緊張・怖れを大幅に軽減する心理療法(セラピー)も同カウンセリング内にて行います。

あなたの中に「不必要に膨れ上がった罪悪感」→ 実際に遠隔介護手配をしながら、背負い過ぎた荷物を一旦下ろして仕分けし直し、ご自身の人生に必要な分だけを背負い直してみませんか?

本当によくここまで、沢山背負ってこられました。その重い荷物と足かせと共に、本当によくここまで生きてらっしゃいました。

あなたはもう、十分頑張りました。

でも、もう良いんです。

どうかもうそろそろ、ご自身を赦(ゆる)してあげてくださいね

このカウンセリングで出来ること

  • 介護プランや介護への関わり方を決めかねている方、何から手を付けて良いのか皆目分からぬ方への相談援助
  • 遠隔介護手配のプランやその進捗を実際サポート
  • 高齢者介護施設の種類や選択基準や要点の説明、アドバイス
  • 福祉だけじゃない!安価で便利な民間サービスをも、必要なら利用
  • 「親の介護は法律なの?」→扶養義務の法律はあれど、絶対ではありません。一緒に正しい知識を増やしていきましょう
  • その他 認知症が始まった親の財産を守る方法や、散財する親の日々の預貯金管理の福祉サポート紹介、などなど
  • 通常カウンセリングと変わらぬ、傾聴とセラピー(心理療法)
  • 優しいあなたが必要以上に抱えてしまっている親への犠牲心・罪悪感の手放し。「あなたは何も悪くない」を心から実感
  • 生きづらさやお気持ちを余すところなくお話し頂きながら、潜在意識などの心の仕組みをロジック且つ体系的、心理学的に説明いたします。長年の謎が、解けていきます。

◆毒親遠隔介護手配の相談援助◆
私自身の遠隔介護手配や施設見学などの実際体験とノウハウ及び福祉大学にて得た知識を、総動員し対応させていただきます。

◆カウンセリングとセラピー(心理療法)◆
カウンセリングでは、主に傾聴を致します。

セラピー(心理療法)では主に、インナーチャイルド療法・ゲシュタルト療法・認知行動療法の原理に基づいた各種ワークなど、相談者様に最適な療法を用い進めて行きます。

また豊富な図解資料を用い、【頭とこころ】両側面へアプローチ。

これによりカウンセリング卒業後の再現性を高め、且つリバウンドしにくい工夫を最大限しております。

◆このカウンセリングで大切なこと◆
介護・カウンセリング共に相談者様ご本人が「どうしたいのか」「どうなりたいのか」を最大限に尊重し、カウンセラーとして伴走させていただきます。

お試しカウンセリングは、90分 9,000円 1,000円(税込)にて提供させていただいております。

親の介護問題に直面している方、しそうな方、全ての方々へ

第二次ベビーブーム(1971年~1974年生まれ)「団塊ジュニア」と呼ばれている私と同世代の方々、毒親さん介護必要になってきていませんか?ここで何かをしておかないと、後々もっと大変になります。

元気だった毒親さんが80も過ぎてワガママ度アップ、心身本格的に弱りだした親を持つ私以上の世代の方々。前頭葉の機能がこれからますます低下し、今よりずっともっとワガママになります。

まだ親が高齢者年齢に達していないのに、早々に介護が必要になった私よりお若い世代の方々。早めに手を打ち、どうかこの先長いご自身の人生に支障なきようしてください。

毒親さんも人間ですから、老いる過程で病気をしたり認知症になったり、足腰弱って介護が必要となってきます。

その時が来たら、あなたがやっとのことで距離を置いた親本人や、これまた疎遠気味にしていた兄弟姉妹、はたまたオジ・オバなどから連絡が来るかも知れません。

または言うとも言わない態度を以て、周囲から「親の面倒を見るのは当たり前」という圧を感じ続けてらっしゃる方もいるかも知れません。

決して、一人で何とかしようと思わないでください。 

介護の「今」に呑まれてはなりません。

守るべきは、あなたご自身の「心・未来・人生」です。

もうご家庭がある方、お子様がいらっしゃる方、パートナーがいらっしゃる方は、どうか特に肝に銘じてください「あなたが幸せだと、あなたに連なる大切な人々も必ず幸せになる」という事実を。

まだ一人を満喫中という方も、どうかご自身を大切に扱ってあげてください。「あなたがご機嫌に暮らせる状態の積み上げこそが、あなたの望む未来を創ります」。これがいわゆる ”引き寄せの法則” の根本です。

再び「蟻地獄へようこそ!」的な連絡

  • 自分だけ遠くに行って・・・あなたは楽ちんでいいわよねぇ(←はい、命懸けで離れましたから)
  • 全部きょうだいに丸投げして、それでいいと思っているの?(←思ってはいないが、距離を置きたい)
  • せめて幾らか出しなさいよ!あなたの親でもあるのよ!(←え、まだ搾取する気?)
  • 「辛い。怖い。淋しい」親本人からの弱者風電話(←具体性無く、何をしてあげても満足しない)
  • 「あなただけが頼りなのよ」という親からの泣き落とし(←「あなたをもう離さない」と意訳必要)

*毒親運営の機能不全家族では、そこから離れていない兄弟姉妹の生き方が親そっくりになっていることがままあります。

そして毒親自身のきょうだい関係も、バラバラまたは険悪になっているケースがしばしばあります。

*老齢の毒親に対しては、恐らくご本人の選択により満たされない老後になるため、せめて「さん」づけにさせて頂きます。

一言で言うと「毒親さんの周囲の人間関係は、壊れている」または「壊れて久しい」のです。

理由は「毒親さん本人の人との関わり方に問題があるから」です。

「毒親」には色んなタイプがありますが、一つ大きな共通点があります。

「総じて精神的にとても未熟で幼いため、感情に支配されやすい」

脳の前頭葉の働き(主に理性)が低下し、老齢になるにつれてもっともっと子ども染みてきます。

それ故に、自分の機嫌や自分の不足感・不全感・不安感を自分でどうにも出来ず、子にもたれかかり依存するという生き方に以前にも増して拍車がかかります。

今までも存分にそうだったと思いますが、この依存傾向は老齢になるとますます加速します。

間違いありません。

以前にも増してあなたとの「親子逆転」を激しく猛烈に強制し、そして更なる支配をしてきます。

毒親さんアルアル

例えば、下記のようなことがイヤで堪らなかったからこそ、あなたは自分の人生を守るためにあの家から離れたのではないのでしょうか?(私も例に漏れず、そうです!)

  • 【親による人への依存】:暴力やモラハラは「私の機嫌を何とかしろ!」「私の人生を何とかしろ!」と親が自分の感情爆発を、自分より弱い子どもに腕力や言葉でぶつけてくる状態です。
  • 【親による行為への依存】:三大依存(飲む、打つ、買う)&クスリを使ったりするのは、親が満たされない自分を一瞬満たすために行います。その場限りの逃げなので、延々逃げ続ける必要があります。そして習慣化し、脳に快楽のショートカット回路が出来て依存症となります。
  • 【無関心と過干渉】:一見真逆に見えるこの2つの状態、実は根っこが同じです。親が「自分ばかりを見て」子どもの存在そのものや存在価値に全く注目しない状態です。

毒親さん達の老後傾向

  • 金銭的に現実的な備えが無い または 乏しすぎる(自分を粗末にするので、未来の計画が無い)
  • 自分たちはずっとこのままで暮らせると、思い込んでいる(現実に向き合わない)
  • 老人施設や遺言のことを相談する過程で、枝葉のコトバに過剰反応し激昂または黙秘(見捨てられ不安が強いため。これらの態度により話し合いは毎回オジャンになる)
  • 自分たちがどんな親だったか省みることなく「子どもが老後を見てくれる」ことになっている(例え子どもが1~2人しかおらず、且つ遠方にいても)

上述の①~④には、全て理由があります。

それは毒親さんの中にある「自己無価値観、自己否定観、怖れ、回避的生き方、見捨てられ不安、被害者ポジション、感情麻痺、思考停止」などです。

毒親さんが毒親足るこれらの理由が、グルグル繋がり①~④の状態や生き方の習慣を形成しています。

生き方の習慣・人生への姿勢は、即ち人生そのものとなります。習慣化してしまうと、本人はもう全く気づきません。

何も意識しなくても出来てしまうのが「習慣」だからです。

よって

毒親さん達が老齢になり己を省みて・・・

「変わることは、ありません」

「生き方を改めることも、ありません」

なので、私たちはよい意味で諦め、傍観し、介護に対してはご自身の生活を守りながら「出来る事を無理なくする」ことが、とても大切になってきます。

罪悪感が出てくるかもしれませんが、カウンセリングでご自身の中に封じ込めた幼き自分と仲直りしていくことで、余分に背負ってしまっているものは自然と手放せるようになってきます。

毒親さん介護で私たちが徹底すべきこと

  • 親の介護にどう関わるか または そもそも関わるか関わらないか、自分で決めてOK
  • 親を大切に!きょうだいは皆仲良く!は刷り込みです。繋がってもいいし、繋がらなくてもOK
  • 毒親さん本人が持っている財産や年金内で、施設を含む介護関連費用を全てを賄うこと
  • 犠牲的に金銭や労力を毒親さん介護に使わないこと。大切なのは「ええ加減」
  • 親の担当地域の福祉相談員さん等を、あなたの仲間にしてしまうこと
  • 介護のために自分が離職しないこと暮らしを変えないこと

あの過酷な家の中で幼子ながら命懸けでサバイバルし、大人になって物理的距離をやっと取れた!と思いきや、親の道から外れている親の世話をしなければならないって、これは一体何の修行でしょうか?

現実的に、現在の医療と介護体制では施設環境も含め、認知症になっても寿命はすこぶる長いです。

コトバは悪いですが、介護に於いては長期戦前提「如何に食い物にされないか」がとても大切になります。

でも、ご安心ください

毒親さんや兄弟姉妹と距離を置いたまま、介護体制を整えることは可能です。今の日本の高齢者向け福祉をフル活用すれば、遠隔で全て手配出来ます。

海外暮らしの私は、このページのタイトル通り親の介護では「絶対帰らない!」を決めました。

68歳から持病悪化にて下肢を2度も切断し、手の指も10本全て不自由になり、高齢障がい者となった私の実父。その介護体制を、海外→日本へ最低限の接触で整えました。コロナ禍少し前のことです。

そしてその手配の中で、父自身も機嫌よく過ごしておりました。

福祉大学で得た知識も活用し、私が実際手配した体制と異なるカタチを目指される方にも、そのプランに応じた最適なアドバイスと進捗サポートをさせて頂く所存です。

私がこの【遠隔介護セラピー】を提供する理由

毒親さんと心の一線を引かずに関わり続けることは、即ち自分の人生を大きく損なうことに繋がるからです。

どうか巻き込まれないでください!

むしろ「親の介護、キタ~~~!」と、これからの自分の生き方を決める分岐点にしてみませんか?

「介護」は、私たちがこれからも親の支配の下で生きていくのか否かを自分が決める、大きなチャンスの時でもあります。

そして大切な自分と自分の人生のために、この【遠隔介護セラピー】は非常に有効なツールです。

大人とは「自分の感情と言動に責任を持てる人」を指します。

そして親の責任とは、一言で言うと「自分の人生の幸せに責任を持って生きる」ことだと、私は思っています。

それは子どもが成人し、例え法律上の扶養義務が終わっても、です。

子はその親の背中を見て、大好きな親と同じように幸せになろうと年齢を重ねながら生きていきます。

例えそこに苦難・困難があっても、乗り越えられる自分を信じ、絶望せずに生きられるようになるのです。

「自分の幸せに責任を持って生きる」とは、問題の無い人生を生きることではありません。また自分にダメだしし、鞭を打ち痛めつけながら生きることでもありません。

そもそも苦難や苦境の無い人生なんて有りません。

それを「自分としてどう乗り越えるか」ということ。

自分として納得がいく人生を送っているか否かそのプロセスこそが、「自分の幸せに責任を持ち生きる」ということだと、私は思っています。

お試しカウンセリングは、90分 9,000円 1,000円(税込)にて提供させていただいております。

カウンセラーとの相性を確認するためにも、是非ご利用ください。「話す」=「放す」です。

お試しだけでも、現状の整理になります。日々苦しくお辛い方は、是非ご利用ください。

自己紹介が大変遅れ、申し訳ございません。

【遠隔介護セラピー】 を提供させていただく、

カウンセラーの香月映見(こうづき えみ)です。

相談者様の生きづらさの真因を見極め 癒すこと。家系数代に横たわるテーマを見定め解放しながら、相談者様の潜在的な強みを引き出すことを得意としています。

【遠隔介護セラピー】は、私自身のカウンセリング体験と海外→日本の親への遠隔介護手配経験と福祉大学で学んだ知識を活かし、介護手配と様々な心理療法(セラピー)を組み合わせた解決型カウンセリングです。

カウンセリング部分は豊富な図解資料を用い心理学に基づいたロジックな説明、その効果をカウンセリング過程で実際に体得→腑に落とす体験を相談者様にしていただくことで、リバウンドしない最大限の工夫しています。

不安定な親に振り回される25歳までの日々を経て、私は香港へ

以降、身体離れているのに心はずっと母に囚われる日々。

40歳半ばで立っていられないほどの強い怒りを母に感じ、私はカウンセリングに駆け込みました。

そして命と人生を救われました。

父は、悪化の一途をたどるギャンブル依存症(30余 年続いた)、母は見捨てられ不安と劣等感が強いヒステリックな人。

私は父母が強固な共依存関係にある典型的な機能不全家族(機能不全家庭)にて育ちました。

そこは母の罵詈雑言と父への憎しみ、恨みの念が常に充満する重苦しい空間でした。

1997 年 2 月、私は仕事のために単身香港へ。

物理的距離は取れているものの、私の心は「父に人生をボロボロにされた可哀想な母」との境目が曖昧なまま月日が流れていきました。

そしてその境目の無さに、自分として全く気付いていなかったのです。

自らもカウンセリングに臨み、よく分かりました。しっかりと腑に落ちました。

そして自分が育った家のこと、親のことを、とてもクリアに見渡せるようになりました。

私が体験したあの機能不全家族って・・・

つまり父の人となりは最初から最後まで何も変わらず
+
それに見捨てられ不安の強い母が何十年も振り回され続けた結果、母も父みたいになりました!というオチなんです。

そこに私ときょうだいは「これでもか~っ!」と巻き込まれており、立派なアダルトチルドレンになりました。

そういうことなのです。

親が自分の人生を生きること&子どもへのその影響

親が自分の人生を生きることで、子は必要以上の罪悪感に苛まれず、必要以上に親を心配をせず、年相応の軽やかさと甘さで自分の人生に集中できます。

今ここを生き、そこから自分の未来を見据え歩いて行きます。

子どもの年相応の軽やかさや甘さは、良い意味での「向こう見ずさ」に繋がります。私はそれを「勇気」と呼んでいます。

子ども自身が勇気を以て自分で舵取りし掴もうとする未来を、私は「希望」と呼んでいます。

毒親運営の機能不全家庭育ちの皆さま、様々な深い傷を抱え今まで生きてこられたと思います。

だからこそ、特にもう既にお子様がいらっしゃる方々は、毒親さんの介護に決して巻き込まれてはなりません。

親の在り方で、子の人生は大きく左右されます。これは紛れもない事実です。

この「自分の人生に於ける在り方や舵取り」に非常に偏りや難があり且つバランスも悪いのが、毒親と呼ばれる人達です。

一見すると同情すべき「可哀想な父」「可哀想な母」もそこに含みます。

「可哀想な被害者」で在り続けることで、子どもが離れていかないようにします(本人は無意識)

子どもはこの親の「可哀想な被害者ぶり」に、毎日毎日不要な罪悪感を刷り込まれるのです。

だって、お父さんが好きだから。お母さんが大好きだから。理由はそれだけ。

そしてもう一つの理由は、あなたが、親を愛する優しい子どもだからです。

誰だって、大好きな人には笑顔でいて欲しいし苦しそうなら助けてあげたい。

そう思いますよね。

そして今、そんな家で育った私たちも既に大人となりました。

今だけ娘や息子をやめて、大人の頭で冷静に、よ~く考えてみてください。

あの大変な家の状態や険悪な夫婦仲、それらは幼児~10歳くらいの非力な子どもがカバーすべき部分でしたか?

自分の人生を損ね、親が逝くまで延々とお金・時間・労力を放出し続け「可哀想な親」を助け続けるのが、本当に私たちの存在意義でしょうか?

そして「可哀想な親」の人生って、そもそも私たち子どもが頑張って何とか出来るような問題なのでしょうか。

毒親さん自身が選んできた「今」と「老後」の在り方

毒親さん達は、私たち子どもがどんなに助け続けても、苦しい生き方を自ら選び続けます。

それにはそれなりの原因(親自身の家庭環境や時代背景)もあるのですが、「可哀想な親」を子どもは「何とも出来ない」のが現実です。

親は子どもを守れます。守らねばなりません。理由は、大人だからです。

子どもは親を守れません。守らなくていいのです。理由は、子どもだからです。

この単純極まりないことがグルン!と捻じれ逆転しているのが、毒親運営の機能不全家庭(家族)です。

例えば(私の父母も例に漏れず)
夫婦仲が険悪、母が・・・父が・・・片方に虐げられてとても可哀想!←これ、サクッと言いますが大人の男女、つまり夫婦の問題です。

◆「親子逆転」の何が歪(イビツ)なのか?

例えば、ご自身の恋愛時代を思い出してみてください。

彼や彼女と別れる、喧嘩した、上手く行かない、どうしよう、などなど あなたはその「二人の問題」を幼い子どもに対して相談しますか?愚痴りますか?「助けて」と縋りつきますか?

きっと、そうしないですよね。

もし相談するとしたら、自分の友人や姉や兄、先輩などなど、つまりは自分と同等もしくは自分より高い見識や視座を持つであろう信頼於ける人に、話を聞いてもらおうとするはずです。

なぜなら、私たちがその相談に期待するのは「気持ちを分かって欲しい」「受け入れて欲しい」「共感して欲しい」「優しくして欲しい」「慰めて欲しい」「背中を押して欲しい」などなど、だからです。

毒親さん達はこの役割を、幼い我が子に求めます。

相談し寄りかかる相手を、根本的に完全に間違っているのです。

これを「親子逆転」と言います。

機能不全家庭育ちの人の生きづらさは、主にこれが原因と言っても過言ではありません。

「可哀想な親」に言いたいのは、

殴られるなら、走って逃げましょうよ。福祉や民間シェルターなど、沢山受け入れ先あります。

金銭むしり取られるなら、嘆くだけでなく何か防止策を考えましょうよ。

浮気ばかりされるなら、こちらから見切りつけ距離置きましょうよ。

あなたを傷つけてばかりのそのパートナーは「あなたを大切にはしてくれません」

大切にされなくてもそこにいることを本人が選び続けているから「可哀想な母・可哀想な父になる」わけです。

そもそも人の人生に於ける幸せの責任なんて、本人以外誰も取ることはできないし、背負うことも出来ないのです。それは親子でも夫婦でも兄弟姉妹でも親友でも、です。

ところが幼少期の非力な私たちは機能不全家庭の中で「辛そうな親を、自分が何とかせねば」「親が辛そうなのは、自分のせいだ」と思い込んでしまいます。

子どものこの精一杯の大決断や覚悟、私たち大人になったら忘れてしまうんです。

なのに「親子逆転」の後遺症は、私たちの中にしっかりと残ります。いわゆるアダルトチルドレンです。

そして幼き自分がどんなに我慢して良い子でいても、成長した自分が親に対してどんなに精一杯尽くしてあげても、可哀想な親は幸せにはなりません。

なってないでしょう?実際に。

これはあなたが悪いのではありません。

そしてあなたの行動や我慢が足らないのでもありません。

それは親本人らが決して「幸せになることを選択しない」からなのです。

なのに私たち子どもはその体験から、大変な無価値観と無力感を内包しながら自分を生きることになります。

一言で言うと「私は、報われない」です。

だって全力で助けても助けても、大好きな親は全然幸せにならないんだもん。文字通り「報われない」ですよ。

幸せになる選択をしない毒親さんの人生ナビ目的地

この幼き頃に内包した私たちの潜在意識下強い思い込みの威力は、絶大です。

人生の途中で自ら気づいて癒さない限り、負のパターンを踏み続け、死ぬまで、いや死に際にこそ加速します。

その思い込みが定めた人生ナビの目的地へ、否が応でも私たちを到着させてしまうんです。

これは親も、私たちも、私たちの子どもも同じです。

分かりにくいですよね。一例を挙げてみますね。

例えば、見捨てられ不安の強い母親がいます。「私は見捨てられる」という強い思い込みを潜在意識に内包しているとします。

この場合、この女性の人生ナビ目的地は二十歳前後で既に「私は見捨てられる」にセットされます。(本人は無意識)

彼女は「見捨てられないように」「見捨てられたくないから」こそ、子どもやパートナーに対して過干渉・監視・コントロールを強めます。このタイプが「可哀想な母」になるのも「見捨てられたくないから」です(全て無意識)

結果:長年そうされた子どもやパートナーは、当たり前ですが次第にとても苦しくなり、その女性から離れていきます。

物理的に離れない場合もありますが、心は離れます。大切な話や本当の気持ちは彼女に伝えなくなったりもします。

物理的に彼女の回りから人がいなくなる。親しく出来る人がいない。心許せる人がいない。誰もいざと言う時に味方になってくれない。

女性本人も、それを感じます。

そして思います。「ああ、ほら、私はやっぱり独りぼっちだ」

はい、彼女は中年~晩年に掛けて自らの潜在意識が設定した通りの目的地である「私は見捨てられる」に到着いたしました。

これはほんの一例で、潜在意識下の強い思い込みには様々なものが実際有ります。

生きづらさに関係するそれらを「不自由な信念」と呼びます。

「私は見捨てられる」「私は無力だ」「私は虐げられる」「私は幸せにはなれない」「私は愛されない」などなど、悲しく痛いものがほとんどです。

(私にもありました。カウンセリングでカウンセラーが見つけてくれて、今はもう不要なので手放したり、変更したりしました)

私は実父母を通じて、この「自らの不自由な信念が設定した通りの人生ナビ目的地に到着する」を何度も目の当たりにしました。もうお腹いっぱい!というくらい、見せてもらいました。

なので、そんな苦しい生き方を選ぶ親元で育った私たちが、自分の傷を人生半ばでカウンセリングとセラピーにて癒し消毒し、縫合できる、且つ苦しい生き方の親との接触を最小限にとどめ自分を守りながら介護手配も出来る、そんなカウンセリングを提供しようと思うに至りました。

それがこの「毒親遠隔介護セラピー」です。

注意:相談者様ご自身の人生ナビ目的地は、ご自身で気づけるようカウンセリング過程で丁寧にサポートいたします。気づくと、手放しや変更が出来るので大丈夫。

気づかないからこそ、そのままになってしまうのです。

親が苦しい生き方を選び続けることの影響

これは苦しい生き方をする「可哀想な母」「可哀想な父」を助けて来た、私たち自身が親になっても当てはまることです。

是非「自分が子どもの立場で」及び「自分が親の立場で」と、ご自身をいずれの当事者にも見立ててご一読ください。

親が我慢に我慢を重ねて自分を粗末にする生き方を選び続けると、親自身も苦しく、子どもも生涯に渡り悲しみ苦しみ続けます。

親が逝っても、存命でもそれは変わりません。

また例え親が逝っても、子どもの未来はまだまだ続きます。

その長い未来を「親を幸せに出来なかった私は幸せにはなってはいけない」と、強く心の奥底で人生ナビの目的地を決めてしまうのです。

あなたの大切な人、悲しませたくない人は誰ですか?

大切な人へ想いを巡らせた時、あなたは誰の笑顔を思い浮かべますか?

その人です、その子です。

その笑顔を守るには、まず私たちが毒親介護に「意識して」極力巻き込まれず、自分の傷を癒しながら不要な荷物と責任を下ろし、ご機嫌になることが大切です。

負の連鎖は、介護をチャンスと捉え断ち切ってしまいましょう。

私たちには、それが出来ます。

実際の介護手配を遠隔で進めながら、毒親さん達と心身の距離を取り、胸にある辛い体験や忸怩たる想い、駆け巡る不安などをカウンセリングやセラピーで癒しながら精錬。

そして再利用し、せっかくですから自分の人生の学びとして、これからは「自分の為に」生きる糧へと変えてみませんか?

それはあなたの大切な人を幸せにすることにも、繋がります。

【遠隔介護セラピー】なら、それが可能です。

どうかご自身がまず、幸せになるための勇気ある選択ができますように。

どうかご自身にもう我慢させず、もっと生きたいように生きる許可を出せますように。

自分のために、自分の大切な人のために。自分と大切な人の心と未来のために。

その選択や許可出しからあなたに寄り添い、「私、何だか大丈夫」と思っていただけるような伴走を私はしていきたいと思っています。

この根拠なき「私、何だか大丈夫」の安心安定感覚こそ、毒親さんが生涯持ち得ない幸福の種、つまりは「自己肯定感と自己信頼感」に他なりません。

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。

お試しカウンセリングは、90分 9,000円 1,000円(税込)にて提供させていただいております。

◆よくあるご質問

他のカウンセリングとは何が違うの?

【遠隔介護セラピー】は、単なる傾聴と寄り添いではなく、遠隔で行う介護手配と相談者様のお心も楽にするセラピーが一緒になった珍しいタイプの解決型カウンセリングです。介護手配には私の実際体験や福祉大学で学んだ知識をご提供、及びお心サポート面ではお悩みの根源を見立て、その部分を解放できるような提案をさせて頂きます。短期解決を目指し、延々とカウンセリングを継続しなくて済むようリバウンドしないよう最善の対策と工夫をしております。ベースになっているのは、私の介護手配体験と相談者様と同じ悩みを約40年近く抱えていた私自身のカウンセリング体験です。

カウンセリングってどんなことするんですか?初めてなので、とても不安です

ご自身のお悩みをご自身の言葉で、お話しいただくだけです。話したくないことは、もちろんお話頂かなくても大丈夫ですし、お話がまとまっていなくても愚痴でも全く問題ございません。当カウンセリングでは、お話頂いた内容に少しずつ質問を交えながら整理し、お悩みの根源を探っていきます。その後のご予約も、カウンセリング回数も、ご相談者様にお任せいたし、強要することは決してありません。なぜならカウンセラーはご相談者様を一方的に治療するのではなく、対等な立場で一緒に伴走をするパートナーだからです。

変なことを話したら、嫌われそうだし、怒られそうで怖い

大丈夫です。どんなネガティブなことでもビックリするようなことでも、お話頂いて大丈夫です。カウンセリングは、ご相談者様とカウンセラーだけの安心安全な空間です。

怒られたり、責められたりされませんか?

大丈夫です。カウンセラーはご相談者様の120%味方の立場で、お話をお聞きします。カウンセリングは、カウンセラーがご相談者様を非難したり、説教したり説得したりする場では決してございません。ご安心ください。

カウンセリングで、何か宗教に誘われたりしませんか?

大丈夫です。当カウンセリングは宗教とは関係ございませんし、勧誘も物品販売(壺や水晶の玉など)もいたしておりません。

心理療法って言われると何か怖い気がするのですが・・・

大丈夫です。イメージワークなどをする場合は、必ず最初に心理学的でロジックな説明に加え、その療法を行う目的と効果も説明いたします。それを聞かれた上で、ご相談者様が二の足を踏まれる場合には別の提案をさせて頂きます。決して無理強いすることはございません。

平日は仕事で遅くなるのですが、土日も対応できますか?

大丈夫です。相談者様と予定を相談し合い、出来る限りの対応をさせて頂く所存です。

何回くらいカウンセリングを受けたら、良くなるのでしょうか?

当カウンセリングでは、基本的に短期解決を目指しております。今までのご相談者様の実例から、最短で3~5回、最長10回を目安にしております。勿論、ご相談者様の意志により途中でやめることも可能です。

zoomって何?zoomのカウンセリングは、スマホでもできますか?

大丈夫です。zoomアプリの解説動画をご紹介します。zoomには対面や通話のカウンセリングが出来る機能、相談者様とカウンセラーが画面を共有することで都度カウンセリング内容に関する資料を相談者様にお見せし、カウンセラーから説明も出来る便利な機能があります。

こちらからzoomアプリをダウンロードしていただく必要がありますが、不明点がある場合は、別途お問い合わせいただければ返答申し上げます。

https://zoom.us/download

本当にリバウンドしないのかな。また最初からだと、お金も時間も心配です。

大丈夫です。ご懸念はごもっともです。

当カウンセリングでは、無理なダイエットのように急激なお心の変化とならぬよう、基本的に毎月1回のペースでご相談者様の心の状態を底上げしていくプログラムにしております。

また様々な図解資料を用意し毎回カウンセリング後やカウンセリング卒業後も、ご相談者様がご自身でその内容を何度でも再現できるよう工夫しております。

それらの図解資料はカウンセリング中に一緒に画面で見て説明をし、その後メール等で全て差し上げるようにしています。

この他のご質問も、もちろんしていただいて大丈夫です。お気軽にお問合せ下さい。

複雑なご質問は、お試しカウンセリングご利用をお勧めいたします。そこでカウンセラーとの相性も確認いただけます。是非お時間のご都合をつけ、目いっぱいご利用ください。

お試しカウンセリングは、90分 1,000円(税込)にて提供させていただいております。

心理カウンセラー 香月映見(こうづき えみ)

・1972年8月生まれ、関西出身。母の胎内で2回死にかけ、仮死状態で生まれる

以降、香港に来る25歳まで、激化の一途を辿る父のギャンブルと沸点不明な母のヒステリックな言動に振り回されながら生きることになります。

・1977年~1985年 幼少期  自閉的な幼稚園時代から、一気に分かりやすい優等生に変身した小学校時代。家では父のギャンブルが始まる。母はヒステリー、父は自殺をほのめかす ”死ぬ死ぬ詐欺”。不安定になっていく家中で「祖母と妹を守らねば」「だから私はいつもちゃんとしてなきゃ」と自分を律する日々。

・1987生 中学3年生 多数からの無視に遭い、初めて真剣に死と復讐方法を考察する毎日

・1989年 高校2年生 父のギャンブルが過渡期を迎え出した高校時代。遅い反抗期、自暴自棄で諦めた進学と抑えがたい破壊衝動。破壊したいのは…「ちゃんとしていない自分」

・1996年 24歳 自らのお金で中国語専門学校を卒業するも、就活ノイローゼとイタすぎる失恋その①を同時期に体験し、倒れる

1997年2月 古新聞の小さな募集広告をキッカケに香港へ。機能不全家庭からの離脱。ここからも続く逆境

・1998年 26歳 父と似た人と結婚、2000年に出産、そして夫のギャンブル始まり別居(後に離婚)

・2002年 32歳 とにかくお金が無く、頭がオカシクなりそうな日々から幼い娘との別離を選ぶ

・2003年~ 33歳~ 香港へ来てまだ5年。異国での母子家庭運営開始(現在も運営中)

・2007年~2012年 35~40歳 リーマンショックを経て、過重労働で過労死寸前

・2012年 40歳 転職。きょうだいの精神疾患をキッカケに、心理学、哲学、スピリチュアルの世界などを独学で学び始める

同年2月、日本の実父が68歳でその2月に持病悪化のため片方の下肢を切断、その後もう片方の足の指も切断、両手の10指も不自由となり(原因不明)、高齢障がい者となる

・2017年10月~2018年3月 香港から日本への遠隔手配にて、父の介護体制を整え、近未来を想定し老人施設見学等を行う

・2019年1月~3月 46歳 自身の子育てがひと段落し、娘が海外の大学へ進学。

それと前後し実親とのやり取りから、今まで抑圧してきたマグマが一気に噴出怒りの火だるまとなり、同時期にイタイ失恋その②を体験。打ちのめされもう立っていられなくなる絶望感から、カウンセリングへ駆け込む。そして、カウンセリングにより命と人生を救われる。

・2019年3月~2022年3月 日本福祉大学通信教育学部(福祉経営学部 精神保健福祉士コース)入学~卒業

・2022年~  解決型心理カウンセリング毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きオリジナルライフメソッドを提供しています

これからも皆さまの生きづらさを和らげるサポートが出来るよう、精進していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。