毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
ブログ前半には「幸せになるためには何かを足し算するのではなく、自分が幸せと思えない事や人間関係を先に引き算で手放して行くこと」という内容で書いてみました。
前半はこちらから
https://original-ownlife.com/blog-2025-05/
この後半では、その「方法」に触れてみようと思います。
◆自分への質問の質は、自分の人生の質を決める
シンドイもの、苦しいものを手放せない時は、「仕方ない」ではなく自分の内側へ「なぜ手放せないのか」問いかけてみましょう。

ご自身なりの、何らかの理由が必ずあるはずです。
それは過去の痛みからくる「決して手放してやるもんか!」という怒りかも知れません。
または物理的に経済的な問題かも、知れません。
私たち大人は、理由無くして自分を苦しめ痛めつけるだけのものをわざわざ握りしめ続けていることは無いのです。
なぜなら、子どもの頃には無かった損得勘定が理性として機能するからです。
なのに・・・なぜか下記のような「ご意見」が湧き出てきます。
どこからでしょう。
はい、なぜか自分の中からです。
「仕方ないから」
「やらないわけにいかないから」
「みんな、我慢してるから」
「普通そうするから」
「当たり前だから」
「今更・・・」
「無理に決まってる」
「出来る気がしない」
などなど
これら自分の中にある「ご意見」には、共通の特徴があります。
全て頭に「だって・・・」や「でも・・・」がつくことです。
もっと言いますと、その手放せない何かを「手放さない」としている動機は、往々にして「怖れ」です。
**こちらも御参考ください**
【愛か怖れか】~中編~生きづらさ(怖れ)と機能不全家庭の関係について
https://original-ownlife.com/blog-2023-15/
◆「だって・・・」「でも・・・」が自分の中から出てきたら、チャンスです👍
再度自分に聞いてあげましょう。

「手放してしまうと、自分がどうなってしまいそう?」
「手放してしまうと、自分にどんな怖いことが起こりそう?」
逆に
「もし手放せるとしたら、未来の自分はどんな表情をしているか」
「もし手放せるとした、その時間で自分は自分に何をさせてあげたいか」
も大変良い質問ですね。
◆それは忍耐?我慢?どっち?
前半と重複しますが、この社会で刑罰に触れずに生きていくには社会人や親として「正しいけど苦しいもの」も義務や責任という形で私たち大人に課せられています。
「したいようにする」にも、体力や寿命は有限だし、寝食怠れば病気になってしまうし、私たちには自分の心身の限界も金銭の限界というものも現実として確かにあります。
そんな時は
「この今やっている苦しくシンドイことは、いつ終わるのか」という視点で、考えてみましょう。
その終わりの旗があなたの未来のタイムランに立っていれば、今の自分の状態は忍耐です。

逆に幾ら自分のタイムランを見れど・・・旗なんか一本も見えな~い、いや とても見える気がしないなんて場合

それは誰も幸せにならない際限なき犠牲や我慢をしている状態です。
(私が逝くまで。相手が逝くまで。地球が滅亡するまで という「終わり」は無しで、ね😣)
**こちらも御参考ください**
【我慢と忍耐】は違~う!
https://original-ownlife.com/blog-2023-27/
◆自分の中の際限なき「我慢や犠牲」に気付いたら
それでも手放す方法は、あります。
それは「(自分として)納得いくまでやる」です。
つまり旗が無いなら無いで、終点や切り替え地点を自分で決めて「終わり」の旗を立てに行く、ということです。
辛いことの「終わり」は、自分で決めていいんです。
では「いつ」その旗を立てに行くか?
いまから、です。

◆そもそも「納得して終わり」の旗を立てられる気がしない
長年頑張りに頑張り、耐えに耐えて来た方々ほど、そう思われるのではないでしょうか。
そう思われるに至った過程には、「もう散々何とかしようとしてきた」「ありとあらゆることをやってきた」
「でも・・・」という厭世観があるかも知れません。
その場合、鍵となるのは「自分の中の怖れ」と「自分への許可」です。

それは自分の中(潜在意識内)にある「ブロック」と「幸せ容器のサイズ」とも言えます。
これ、正に反比例の関係なのです。

つまり、自分の中のブロックが大きければ大きいほど、幸せになることに対する「自分への許可」の容量は小さい、と言うことです。
その器サイズはどんなに小さいのかと言いますと
「自分として幸せになることを、受け取けとれない」くらい小さいのです。
◆それでも、大丈夫なのです!
ブロックは弛め外していくことができますし、幸せ容器サイズはそれに反比例してだんだん大きくしていくことが出来ます。
というか、ブロックが小さくなると幸せ容器サイズは勝手に大きくなっていく、というのが正しいです。
これをしていくことで、社会的制約はあれどその中で最大限自分として「したいようにする」が実現していきます。
つまり「我慢・犠牲」が随分と減っていく、と言うことです。
これも正しくは「したいようにしていいよ~」と自分が自分に許可できるようになる、です。
言い方を変えると「したくないことは、しなくていいよ~」です。
◆カウンセリングで出来ること
自分には一体どんなブロックがあるのか
自分の幸せ容器サイズは一体どれくらいなのか
そこを先ず知る必要がありますね。
カウンセリングでは、これを総じて「自分を知る」と呼んでいます😊
私が「ご縁あるクライアントさん」と愛をこめて呼ぶ方々は、これに取り組んでらっしゃると言えます。
私のブロックどんなに分厚く固いんだろう・・・私の幸せ容器サイズは極小かも・・・と恥ずかしくなったり、不安にならなくても全く以て大丈夫です。
そのために在るのがカウンセラーであり、カウンセラーがあなたに伴走するのがカウンセリングという時間だからです。
でも不安を感じられるお気持ちは、とてもとてもこの上なく解るつもりです。
なぜなら私自身も「自分を知る」をかつて臨んだカウンセリングで恐る恐る行い、行きつ戻りつ(する!する!)しながらも命と人生を救われた一人だからです。

で、え??なんで最後におもむろにティースプーンのイラスト?と思われ方、
素晴らしいご質問、ありがとうございます!!👍
これ、2019年3月カウンセリングに臨む前の私の「幸せ受け取り容量」ね、ほんのティースプーンくらいのサイズだったんです。
そして「なんでリボン??」と思ってくださった方!素晴らしい観察眼です😊
理由は、たったこれだけの幸せ受け取り容量であの機能不全家庭を生き抜いてきた自分に「ほんと、よく生きて来た!」と言えるようになったからです。
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。