【呪術廻戦に見る】~前編~私たちの中にある諸刃の剣とエネルギーの使い方

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。

鬼滅の刃のアニメ放送が無い間、呪術廻戦にハマっております。

難解な部分は、YouTubeで親切な方の解説動画を見て予習や復習を欠かさず、毎週Netflixで観るのを楽しみに日々過ごしています。

このストーリー展開も「鬼滅の刃」と同じく、カウンセラーとして見逃せない要素が多々ありますので、そんな視点で今日のブログを書いてみたいと思います。

後編はこちらから
https://original-ownlife.com/blog-2024-01/

呪術廻戦好きの方も、呪術廻戦が初めての方にもお楽しみいただける内容となっております。

是非、ご自身の現状や人生、日々の暮らしに想いを巡らせながら読み進めてみてくださいね。

新たな気づきが、生まれるかも知れません。

呪術廻戦、ザックリ過ぎるストーリーとしては
       ↓
人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の戦いを描いた、ダークファンタジー、バトル漫画」とあります。
Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%AA%E8%A1%93%E5%BB%BB%E6%88%A6

◆人間の様々な負の感情から生まれる呪霊、一番破壊的なのは?

このアニメには、相当な破壊力を持った特級呪霊と呼ばれる者たちが幾人か出てきます。

どれくらい強いかというと、一人で東京を壊滅状態に追い込めるくらいです。(>д<*)コワイ

例えば

・私たち人間が森を恐れる感情から生まれた、目から木が生えてる「花御」(はなみ)

・私たち人間が大地(地震・火山など)を恐れる感情から生まれた、頭が火山の「漏瑚」(じょうご)

・私たち人間が海を恐れる感情から生まれた、タコ人間みたいな「陀艮」(だごん)

・私たち人間が人間を怖れ憎む感情から生まれた、つぎはぎで人間そのものに見える「真人」(まひと)

この特級呪霊と呼ばれる4人の中でも、圧倒的に無邪気でグングン成長しながら破壊力アップしていくのは、ダントツでつぎはぎの「真人」(まひと)なのです。

このことから、私たち人間が持つ「負の想念」の強さが如何ほどか、また人が人を憎む「負の想念」がどれほどの威力なのか・・・察して頂けたら幸いです。

人が人に対して発する負の想念は、人がとても太刀打ちできそうにない森や大地や海と言った大自然に対しての畏怖より、はるかに強烈だということです。

私は、自ら発し続けた「負の想念」に呑み込まれるように堕ちて行く父母を見て育ちました。なので、真人が最強で伸び代満載なのは、とても腑に落ちる次第です。

自ら発した負はまた負を呼び寄せ、引き寄せ、結合し、そして限りなく肥大し、ループを繰り返します。

そしてその維持には膨大なエネルギー量が必要なため、自分に使えるエネルギーは当然枯渇し、人生が詰んできます。

こちらもご参考ください
【誰かを許せないあなたへ】https://original-ownlife.com/blog-2022-3/
【復讐という生き方】https://original-ownlife.com/blog-2022-4/

◆全ては陰陽両側面を備え持つ諸刃の剣

ひとつ前のブログで「機能不全家庭育ちの強みは、しぶとさ」であるという内容を書きました。
https://original-ownlife.com/blog-2023-27/

「しぶとさ」も使いよう。それは自らを抑圧し自分のしたいようにしない「我慢」の素にもなるし、自らの可能性を信じやりたいこと自分でやり続ける「忍耐」の素にもなります。

要は「しぶとさ」という特性を、何に於いて、どこに向けて使うのか、が大切ということです。

呪術廻戦では、悪を体現する呪霊達も善を体現する呪術師たちも同じツールを使い、己の大義を掲げ敵と対峙します。

そして両陣営が使うツールは、いずれも「呪術」です。

考えてみれば、医学・科学・化学・薬学・法学・心理学などなど、善とも悪とも成るツールは、私たちの周りに溢れております。

このことから、ツール自体に善悪は無く、ひとえに「どう使うか」という私たち人間の了見に懸かっている!と言えます。

◆呪術師たちのエネルギーの使い方と機能不全家庭でのサバイバル

善を体現する呪術師たちも、見てみましょう。

彼ら一人一人は決して万能ではなく、血筋から得た家系継承的な呪術を使う者、呪術とは言い難い超人的な身体能力を使う者、一般人だが鍛錬と努力により呪力を高めて来た者などなど、様々です。

全ての呪術を網羅できている者はおらず、みな個々に適性があり修得した幾つかの呪術に全エネルギーを注ぎ、日々丹念に磨きを掛けて高めていきます。

悪を体現する呪霊たちと命を賭けて戦うわけですから、呪術師たちは皆自分の強みを最大限にすべく日々精進しているわけです。

これを、私たちの現実に置き換えてみると・・・

◆機能不全家庭を生き抜いた尊いあなたに、是非探してみてもらいたいもの

①あなたが機能不全家庭で演じて来た役割

アダルトチルドレンの役割については、こちらをご参考ください。
https://original-ownlife.com/zetsubo/#AC7

これ、実はあなたの「適性分野」です。

カウンセリングで過去の痛みが癒されてくると、ここがあなたの強みとして裏返ります!

嘘みたいだけど、本当のことです。

なぜなら呪術師たちと同じく、私たちも機能不全家庭内で命を賭けてその適性を磨き、生き延びて来たからです。

だからこそ、我慢を積み重ね育んだ「しぶとさ」は、自分の目標達成のための忍耐へと成長・変化を遂げることができます。

もっと言うと、クライアント様自身が「自分のこの適性は諸刃の剣だ」と分かった上で、自身の意志で「どう使うか」を決めて行かれるようになります。

そしてご自身が決められた用途と方向に対して、存分にエネルギーを注ぎ込む生き方にシフトして行かれます。

是非あなたも、探してみてくださいね。

◆痛みから育んだ自分の【適性】を【強み】に転換するには?

まずはお話しいただくことです。話す=放す です。

どんな出来事や状況があり、痛みが芽生えたのか。その時、本当の自分は一体何を想い、感じていたのか。

カウンセリングのコースに於いては、「話す」「書く」という大人の私たちだからこそできる言語化アウトプットを一緒にしてきます。

上手くなんかできなくていいんです。

まとまってなんか、なくていいんです。

何回も同じことを話したり、書いたりしてもいいんです。

何を置いても、まずは痛みを減らしていくこと です。

痛みに慣れ過ぎて麻痺してしまったのなら、そこを温めて機能回復させてあげること です。

心も身体と同じです。

実際どこかに痛みがある、実際どこかが思うように動かないからこそ、私たちは人生に於いて様々な場面に於いて何らかの不自由を感じ続けます。

そしてその痛みに毎時間x365日x何十年もエネルギーを奪われ続けているため、当然の如く自分の今や未来のために使えるエネルギーが乏しくなってしまいます。

そして

実は、あなたに探して頂きたいものが あともう2つ あります!

後編に、書かせて頂きますね。
https://original-ownlife.com/blog-2024-01/

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。