毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
今日は自分自身の気づきについて、書いてみようと思います。
潜在意識の特徴も踏まえて分析・解説していきますので、皆さまがご自身を客観視するキッカケになれば幸いです。
◆自らの窮地を打開するために
先ずある程度年齢を重ねた大人である私たちは、自らの窮地を打開する「必殺技」を最終奥義として持っております。
それは自分の中で勿論「一番勝率の高い」ものであり、その勝率は今までの人生のリアル体験に裏打ちされています。
要は「必殺技」足るエビデンスは、もうガッツリと自分でデーター取り出来ている、と言うことです。
そしてそれは、機能不全家庭で育った場合ものすご~~~く苦しい消耗技であることが多く、且つ自分の中で完全にパターン化されているものなのです。
ものすご~~く苦しい=私たちが生身の人間として感じる心の痛みが、半端ない という意味です。
このブログは、「カウンセラーなのに!それ出てしもたやんっ!🫨😅 でもギリギリで気づけた~😮💨」という話です。
◆機能不全家庭育ちは、完璧主義が多い
それはいつも親から、「出来ていないこと」「至らないこと」ばかりに言及されてきたからです。
どうしてあげても、こうしてあげても、親の機嫌・気分次第で一蹴されたり、不満足オーラーを出し続けられたからです。
でも、これを読んでどうか安心してください!
カウンセラーとて人間。まだまだ全然完全無欠ではないわけです。
自分に対しては100%の客観視が出来ないのも、クライアントさん方々と何ら変わりはありません。
そもそも「完全完璧」というものは、この地球には無いのです。
「(自分の理想とする)完全に近づけよう」とするプロセスが人生の日々であり、少なからずとも沢山の困難を乗り越えて いまここ にこうして生きている自分自身の存在そのものが「完璧」と言える、それだけです。
◆私に起こった出来事
1つね、自分の思惑・期待と違った状況になったものがあったんです。
私は現在も興味ある心理系の講座に入り、学びを続けております。それをここではA講座、とします。
そのA講座期間は1年なのですが、魅力的だったのは途中でその主催者が別途行っている派生講座(B講座)もメンバー価格で選択でき、A講座と並行して学べる と言うことでした。
A講座・B講座共にその心理学分野は私として大変興味があり、かねがね学びたいと思っていたものでした。
A講座は主催者独自のメソッドでしたが、その派生B講座では特定の心理的分野をもっと深く追求できます。
またB分野はかなり体系化され広く普及しているので、「一般的には修了したら認定書が出る」のです。
8月下旬、A講座の主催者から連絡が入りました。
「派生B講座は、純粋なB分野だけでなく、今年からC分野とD分野も混ぜて行うことになりました」
私「え、じゃあ、B分野の認定書は出ないんですか?」
主催者「ええ、出ません。あなた、認定書が欲しくてこの講座に入っているのですか?」
私「いえ・・・最初にお話しした通り、私 カウンセラーをしているので、クライアントさんがより早く心地よくなられるよう、今自分にはまだ無いスキルや別角度からの見識を深めるために参加してるんですが・・・」
とか言いながら、私はかなり かっち~~~~ん!!!と来ていたわけです。
本音:勿論講座代も支払って学んでいるわけであり、修了したら区切りのためにも「認定書」は是非もらいたい!!って言うか、事前説明会でB分野もできます!って散々言うてたやん。なんで途中で違う分野も混ぜるね~~ん!それ、A講座と同じやん!おかしいやん!主催者側の自己都合や~ん!
ぶつぶつ、ぐるぐるぅぅ~~
怒りは段々と私の中で膨らみ、もうその後の主催者側との会話(LINEやり取り)は、グダグダでした。
◆私の「必殺技」
それは
「自らの正しさの刃物を振り回し、瞬時にファイティングポーズ」
というやつです😥
自ら分析してみて分かった発生状況は、下記の通りです。
・相手は間違っている!と自分が感じた時。言い換えれば「私は正しい!!」
・利用された!ズルい!!と自分に損失感を覚えた時
・矛盾してる!オカシイ!!と相手に(私の思う)言動不一致が見られた時
その先は・・・多勢に無勢(自分)で刀折れ、矢が尽きるまで「私は私の正しさを以て」戦い続ける、という苦しいプロセスに突入します。
このことから、このファイティングポーズからの孤独な戦いは勝利そのものを目指しているのではなく「私は正しい」(=あなたは間違っている)を、例え命が尽きても主張し続けたい!
そこを意図しているように、自分では感じます。
もっと言うなれば、私の場合は自分の正しさを主張する+戦闘モード=自動的にセットになってる、ということ。
そしてそれは、相手からも相応の攻撃を仕掛けられる前提を自分が持っているからこそ、だということ。
でね、そのまま戦闘に突入するとこうなるんです。
↓↓
無勢の自分は(やっぱりまた)ズタボロに負け(と私自身が感じる)、ワタシは(やっぱり)独りぼっち・・・針で射抜かれるような胸の痛みで自分の中から血が流れ、「ああ、(やっぱりまた)報われない」で戦闘終了。
その後は意気消沈というか、人類未開拓の深海まで沈み切る、みたいになります。(自分はもう仮死状態)
◆あなたの「必殺技」は?
これね、カウンセリングコースのクライアントさん方々も、様々な「必殺技」を持ってらっしゃいます。
そしてカウンセリングで客観視が進むと、クライアントさんご自身も「うわ、これ私のパターンだったんだ」と気づいていかれることが多いです。
(カウンセリングに来て下さる方々は漏れなく機能不全家庭で育ち、何らかの生きづらさを抱えておられます)
例えばこんな「必殺技」があります。
・いつも自分が病気になったり、ケガをする(年齢重ねるごとに、ダメージがデカい。実際に命懸け。相手と刺し違える、感じ)
・相手の意見や代案を頑なに否定し続け、籠城(相手の言うことも一理あるな、とか思いながらシャッター下ろして完全閉店からの延々黙秘)
・自分の意見を涙ながらに感情大爆発で、相手にぶつけ続ける(分かる?ワタシ泣いてるのよ!と大量の念を込めながら)
・一切の感情を排除し能面のような顔で、ひたすら理詰めで相手を四面楚歌(感情が震えたら、もう全てお終いだ!私は破滅だ!と自らに麻酔を打ち続ける)
・拗ねて、イジけて、とにかくグズグズ くだを巻きつづける(早く察しろ! & 収まりつかんなぁ が頭をグルグル)
などなどバラエティーには富んでおりますが・・・
どれもこれも、実は大人になればなるほど勝率って低く、誰がシンドイ思いをするかって、この技を発した本人が一番心身疲労・疲弊の極みに達するという何とも奇妙な「必殺技」なのです。
◆前編の終わりに
如何でしたか?
ここまで読んで頂き、ご自身の持つパターンに気づかれた!と言う場合は、かなり客観視が進んでいると言えます👍 素晴らしい~~
ただ気づいても、一人ではこのパターンを変えていくのは本当に難しいんです。
次回は、なぜ起死回生にわざわざこんなシンドイ「必殺技を使うのか」
驚くべきその最終目的に、迫ります!
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。