毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
本日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
唐突ですが、こんな経験はありませんか?
いつも始める前にやめてしまう
何かを始めようと意気揚々と行動しかけたのに・・・なぜかいつも始める前にやめてしまう。諦めてしまう。
小さなことから大きなことまで、です。
でも「あ! ~したい!」って思ったとき、私たちの頭の中でぱ~っと「それをしている、それが出来てる自分のイメージ」が展開されません?
遮るものなし!阻むものなし!全方位OK!みたいな万能感(一瞬かも、ですが)、実に楽しそうで嬉しそうで目がキラキラしている自分。
実際、イメージできることは叶えられるのです。
私達には皆、その潜在能力があります。だからこそ、高揚感を伴った具体的なイメージができるのです。
例えばこんなこと。
- あのマグカップ可愛いな!(買いたい!)
- あの国へ行ってみたい!(まずパスポート取ろう!)
- 動画編集したい!(そうだ、パソコン教室へ行こう!)
- イメチェンしてみたい!(違う色の服、買ってみよう!)
- 資格を取りたい!(オンライン教材を探してみよう!)
- あの人とお付き合いしたい!(話しかけてみよう!)
- この仕事、面白そう!(してみたい!)
ところが、です。実際には、なぜか何にもしないんです。
もし次にそんな機会があったら、今度はじっと自分の中でよ~く耳を澄ましてみてください。
実はこんな声が、きゅっと差し込まれていませんか?
- 「同じようなカップ、持ってるやん。新しいのも、またどうせすぐ飽きるよ。すぐ割るし」
- 「海外なんか行ったって、不便なだけだよ。言葉も通じないし、危ないし」
- 「編集?なんの役に立つの?教室代、無駄無駄」
- 「どうせ似合わないって~。お金の無駄だよ」
- 「今更?資格なんか無理無理、絶対取れないって」
- 「あの人に好かれるわけないよ、もうきっと相手がいるよ」
- 「転職しても、どうせ失敗するだけだよ。後悔するよ~」
って、これ一体誰ですか?
実は、自分です。はい。しかも無意識です。
自分の中から湧き上がった素敵なイメージと間髪開けず、すかさず、漏らさずに差し込まれる無意識下の声なので、私達はせっかくのそれをスッと萎ませます。まるで最初から、そんなもの何も感じなかったように。
あなたはどんな子供時代を過ごしましたか?
あなたは幼少期に、親から沢山失敗させてもらいましたか?
「そっか、そっか、やってみ~」と見守られたことは、ありますか?
それとも上述したようなダメ出しを、いつもされていましたか?
それも一貫性の無い基準で繰り出される、タチの悪いやつ。
なぜなら、それは親の機嫌次第だから。
同じことをしても言っても、ある時は褒められ、ある時はスルーされ、ある時は殴られる、ある時はヒステリックにけなされ、なじられる。
こういう不安定で未熟な親に育てられると、私たちは何を一体どうすればいいのか、自分の言動や判断に全く自信が持てなくなります。
不安定で未熟な親から、私たちが強く思い込んでしまったこと
そして、その環境で私たちはしっかりしっかり学ぶのです。
「私は我慢しなければいけない」
「私は何も達成してはいけない」
何も言わず、何も求めず、何も行動しなかったら、少なくともダメ出しも殴られることも貶される頻度も減るからです。
これは非力で無力な子供にとって、その親の下で生き延びて行けることを意味します。
なのでもう命懸けで、自分を封じ込めます。
だって、我慢してしたいことをせず、言いたいことを言わずにいたら、親から愛してもらえるから。
そして私たちは、大人になりました。
親はもういま目の前にいないし、自分はもう非力で無力な子供でもありません。
なのにやはりずっと「我慢して何も達成しない自分」を人生ナビの目的地に設定し、そこへ向かって走り続けてしまいます。
人生ナビの目的地となる私たちの潜在意識下に埋め込まれたこのような強い思い込みを、ここでは【不自由な信念】と呼びます。(最下段に注釈あり)
何より一番辛いのは、苦しいことも止める選択ができないこと!
「我慢しなければならない」
「達成してはいけない」
これらの【不自由な信念】が、私達の人生で一番その破壊的威力を示すのは、「苦しいからもうヤメたい!」「辛いからもうどうにかしたい!」ときなのです。
なのに・・・だけど・・・そうできません。
これも実は「やりたいことをしない」自分への封じ込めだからです。
例えばパートナーからのDV, モラハラ、ブラック企業での理不尽な就業、ギャンブルやアルコール依存がある辛い家庭生活、SNSで叩かれること、仲間外れにされること など。
このような状況では外部の力を借りたり、または自分の意志でそこから離れたり、何らかの方法を以て自分を守ることが出来るはずです。
それを現状下であたかも「我慢」し続けるしかないよう、次のステップに向かう行動の「達成」を阻むよう、この【不自由な信念】は私たちに仕向けて行きます。
それにより私たちは人生の大切な場面や岐路で、まるで選択枠が他に無いかのように思えてしまうのです。
そしてこの【不自由な信念】には、もう一つとても厄介な性質があります。
それは、私たちが「出来ない」「ほらまた出来ない」「やっぱり出来ない」を繰り返すことで、更にこの信念が強化されていく、ということです。
なんだか絶望的に思えてしまいますが、大丈夫なのです。
人生ナビの目的地は、変更できるんです!
人生は有限です。そして肉体を持つ私達は、誰でも等しく必ず寿命に至ります。
人生ナビの目的地を変更し、「今から」「これから」あなたはどう生きてみたいですか?
「潜在意識を一瞬で書き換えマス!」なんて、言うつもりは毛頭ありません。
カウンセリングは決して魔法ではなく、私達はAI搭載のロボットでもありません。
ただ【不自由な信念】は
あなたがあなたの言葉で想いをお話しくださることにより、カウンセラーの伴走で見抜くことができます。
そして、そこに閉じ込められた幼きあなたの声を聴くことで癒され安らかに消えていきます。
その時、もうこの信念は今の自分には必要がないと、はっきりと腑に落ちた感覚で解ります。
私自身も、自分の中に沢山の「不自由な信念」があり、カウンセリングにて人生を救われた一人です。
「何かをしたいけど、いつも出来ない」
「抜け出したいのに抜け出せない」
「追い詰められた。一体どうしたらいいんだろう」
「もうこんな毎日は嫌だ」
「もうこんな人生嫌だ」
そんなモヤモヤや怒りのある方、カウンセラーとの相性確認を兼ねて、是非お試しカウンセリングをご利用下さい。お試しだけでも、随分と現状が整理できます。
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。
*上述した「不自由な信念」とは、心理学の交流分析という分野にある「禁止令・拮抗禁止令」というカテゴリー内に属す早期不適応スキーマーの一例です。