人生は「事実」ではなく、「○○○○」で決まる!~中編~

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。

さて、タイトルの〇〇〇〇には、一体どんな言葉が当てはまると思われますか?

いきなり結論ですが「思い込み」という4文字です。

前編はこちらから
https://original-ownlife.com/blog-2025-02/

前編では、「私は悪くない!」を主張してしまう人を例に、その思い込みである「いつも私が悪い」がどうやってその人の中にマイルールとして創られて行ったのか、を書いてみました。

◆マイルールを作った幼少の頃、私たちには無いもの

マイルールを創る年齢は、諸説ありますが大体2~6歳(私は2~10歳くらい、と考えています)と言われます。

その頃の私たちには無いもの。

それは理性であり、見識であり、知識です。

絶対的に幼いのです。

2歳~6歳、または 2歳~10歳。

理屈を考えたり、背景とその人の言動を総括的に見る客観能力や人の言動の裏を読む洞察力や、このままだとどうなってしまうだろうという推察力もありません。

よって幼子は、「好き・嫌い」「欲しい・欲しくない」「したい・したくない」などなど大変極端な白黒思考です。

見聞きして見識を広めたり、勉学から知識を得たり、人生経験からの学びの蓄積もまだありません。

語彙力も表現方法も、とても限られています。

なので、あれ欲しいぃ~~ あれしたい~~ の希望が通らない → 泣く! 一点張り みたいな表現をします。

赤ちゃんも、オムツ濡れた!お腹空いた!抱っこして! → その手段は 泣く、ですよね。

上手いこと言う とか 時期を待つ とか、これ理性からの行為ですから、幼子は出来ないんです。

理由は・・・子どもだったからです。それ以上でもそれ以下でも、ありません。

幼少期って実際に、親と家がマイワールドの全てでは無かったでしょうか?

そんな頃に作ったマイルールですから、極端で単純極まりない白黒判断にて、私たちは自分の潜在意識に強く、深くそのマイルールを書き込むわけです。

「いつも私が悪い」


大人の今なら分かりますよね😊 そんなわけ無いのです!

うちの家で言うと、父がギャンブル、母がヒステリック、母がいつも父を「死ね!役立たず!」と罵っている状況が日常的にありました。

「父母を笑顔にできない、私が悪い」

そんなわけないんですよね。

今なら分かるのですが、幼子ではとてもそうは思えず、耐えに耐え、頑張りに頑張ります。

こう書くと、「頑張る」=何かをやりつづける、前に進み続ける みたいなイメージになるかもですが、真逆に映る「自分の存在を消し続ける」も「頑張る」方法の一つです。

これは長女・長男が良く出来るタイプの次男・次女以降の兄弟姉妹によく見られる頑張り方です。また別の機会に書きますね。

いずれの「頑張り方」でも、その過程では当然ながら報われないことばかりを体験します。

事実、父母が上手く行かないのは夫婦の問題であり、本人たちはその関係性を維持しようとしています。

なので年端もいかない幼子が、そこをどうこう出来るわけがないのです。

元より機能不全家庭の子ども達は「到底不可能なことに挑戦し続けている」わけです。

しかも何十年も延々と、です。

Mission Inpossible(ミッションインポッシブル)、大ヒットした映画のタイトル、そのまんま😥😣

極端に言うと例えば「犯罪ゼロ、交通事故ゼロにしなければ!」みたいな類のことに注力し続けている状態、と言えます。

それもたった一人で、です。

どう考えても、現実化は無理でしょう。

そしてそれに囚われ注力すればするほど、自分の中にまた更に苦しいマイルールが出来上がり強化されていきます。

「私が何とかせねばならない」⇔「もっと頑張らねば」

「私は(何をやっても)報われない」⇔「もっと頑張らねば」

「私は役に立たない」⇔「もっと頑張らねば」

「私は私のままでは、誰からも愛されない」⇔「もっと頑張らねば」

「私は私のままではダメだ!」⇔「もっと頑張らねば」

◆え~っと、何のために頑張るんだっけ??

と気づいた方、素晴らしい~~~👍😊

これ、努力の目的が「お父さんとお母さんを幸せに」から段々と「私が認められ、愛されるため」に変わってきているのですよね・・・

そして、です。またまたこのイラストですが

「私が認められ、愛されるために頑張り続ける」ということは、つまり「私は私のままでは認められず、愛されない」という苦しいマイルールが潜在意識を占めているからこそ、なのです。

◆思考は現実化する

という有名な書籍があります。https://w.wiki/DM6L

この「思考」=実際には潜在意識内にある強く深い「思い込み」を指します。

人はここを実現していくために、人生の日々を過ごします。

そのゴールは「私は私のままでは認められず、愛されない」状態に自分がなること!😨😱

人はここへの過程に、有限人生の毎秒毎分を全てを費やします。

己の命の最期の一瞬まで、それを具現化・顕在化するために走り続けます。

誰だって、目指すゴールに辿り着きたいもんですから。

◆あなたの命の使い方

さて、あなたを苦しめる毒親、毒きょうだい達、パートナーはどんなゴールを目指しひた走っていますか?

そして自分自身には一体どんな強く深い「思い込み」があり、どんなゴール設定になっていますか?

そんな風に自分に置き換えてみることが、とても大切です。

なぜなら、実際に「自分が何とかできる」のは自分の中のことだけだから。

カウンセリングはその「自分を知ってあげる」ことが主旨です。

自分の感情(本当の想い、痛み)を、自分が知ってあげる。

そしたら自分はなぜその苦しいマイルールを自分の中に埋め込んだのか、が分かってきます。

それは必要だから(必要だったから)こそ、埋め込んでいます。

時限爆弾解除作業と、とても似ています。

爆弾解除はその爆弾の仕組みや構造を知ってこそ、どこをどう解除するか分かります。

そして

解除が難しい爆弾は、確かに存在します。

でも、解除できない爆弾は存在しません。

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。