毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
お知らせ
- 毒親介護+セラピーが一体化したプラン を作ってみました。遠隔で介護手配を整え、親とは最小限の接触で済むようにして、自分と自分の人生・未来を守りましょう!
どうか必要な方に、届きますように。
https://original-ownlife.com/kaigo/ - 介護渦中で苦しくてお悩みの方、報われない想いを和らげ親と一線を引くサポートも致します!
- お試しカウンセリングを受けられた方のご感想は、こちらから
https://original-ownlife.com/voice/
今日のブログは、英語で言うプレゼント(Present)について、書いてみたいと思います。
この単語は皆さま御存知の贈り物という意味の「プレゼント」と、あともう一つ「現在」という意味があります。
この「現在」という意味、私は下記のように捉えています。
「生まれてから今まで自分が積み上げて来た時間」→「それが今の自分へのプレゼント」
さて、あなたは今 ご自身の手中に在るその「プレゼント」に対してどう感じますか?
◆あなたはどちらですか?
「自分の今」に満足な方、不満のある方、様々だと思います。
このサイトを訪れて下さり「現状や今の自分に不満のある方」は、親の影響が続いている可能性が非常に高いと思います。
何らかの怖れに苛まれ、自分で決められなくて頭が真っ白になったり、何が正しいか分からなり動けなくなってしまうことはありませんか?
「なぜ私ばっかりこんな目に」という悔しい想いが湧き上がる方も、いらっしゃるのではないかと思います。
また「満足な方」も「あの親みたいになりたくない!」と歯を食いしばり、必死に頑張って来られていませんか?
私は幼い頃からのヒーロー型の延長で、モロにこのタイプだったんです。見本中の見本、見本のチャンピョンでした!(自慢することではないんですが・・・)
機能不全家族での役割については
↓
https://original-ownlife.com/zetsubo/#AC7
親を反面教師にするのは良いのだけれど、囚われ過ぎて常に「親みたいになるか、ならないか」の二択のみで生きて来たことに、カウンセリングに臨む過程で気づきました。
「2択しかないからシンドカッタのかぁ」としみじみ思った夜を覚えています。
どちらのケースも、心の中には大変な痛みと報われない相当な想いを抱えています。
共通点は、自分の人生の舞台に親が主役級で存在している、こと。(自分では見ないように、気づかないようにはしてるんだけどね。)
◆カウンセリングやセラピーの役割と脳の防衛反応
その痛みをカウンセリングやセラピーでで癒しながら、自分らしさを積み上げ未来の自分が心から喜ぶ「プレゼント」を私と一緒にコツコツと作っていきませんか?
これを読まれている方々は、まだそれが十分可能です。
ただカウンセリングは魔法ではなく、麻酔で眠っている間に患部を除去してもらう外科手術とも異なります。
また私たちの心は、急激に変化をしようとすると脳の防衛反応により激しくバウンドしてしまうのです。
急激なダイエットでよくあるパターンですね。本当に心身は繋がっていますから。
◆脳の防衛反応(身体の場合)
「医者からメタボだって言われた・・・」→炭水化物抜きなどの急激ダイエットをする(勿論ダイエットをすることは間違っていません)
ただ、脳からしたら「え??グングン ガンガン 痩せて行ってるけど・・・死んじゃうよぉ~ えらいこっちゃ~ 何とかせねば!」と急いでリバウンドさせてきます。
なぜか?
それはメタボでも何でも「今ここにあなたは確かに生きている」からです。
命そのものを守ることこそが、脳の防衛反応の最たるものです。
また、脳は「医者から言われたメタボ云々」の良し悪しが判断できません。
メタボの良し悪しを判断しているのは、医学であり、医者であり、そして言われた私たちの理性(顕在意識に在る)です。
◆脳の防衛反応(心の場合)
心も同じなんです。
親の影響で「苦しい、辛い、怖い、淋しい」様々な負のパターンを潜在的に抱えながら生きていて自分はとても生きづらいのですが、脳からしたら「今ここにあなたは確かに生きている」事実が最優先となります。
つまり、脳的には「大丈夫!問題な~し!」なわけです。だって、本当に実際生きてるから。
なのでね、すごく短期間で一気にカウンセリングやセラピーをしたり、傷を癒してないのに前向きでキラキラしたアファメーション(肯定的な自己暗示)を自己啓発として唱え続けたり、やたら「執着を手放そう!」とかすると、すご~く苦しくなったりします。
例えて言うなら、血が流れている傷口に自ら塩を擦り込みながら「傷はもう塞がっている、さあ!気にせず立ち上がれ」のイメージです。
痛くて立ち上がれない、でも立ち上がらねばならない!おい、ワタシなぜ立ち上がれないんだ? こら、ワタシ何やってるんだっ!!と自分責め大会を開いてしまうことになりかねず、余計に問題が増えます。
こういうのを、本末転倒と言います。
◆脳の防衛反応をかわしながら進む方法
ではどうすれば、自分が願った未来に至ることができるのか?
それは「大きな一手を待たず頼らず」
「小さな一手を数多く、時間を掛けて積み上げること」です。
つまりは、なりたい自分、願う未来に必要な小さな要素を見つけ【習慣化】することです。
全財産を賭け、神風を待ちながらFXをするのではなく、コツコツ一定額で年月を掛け純金積み立てをすることです。
◆完全習慣化に3年
まず3週間、次は3ヶ月、そして3年。
人の【習慣】を完全に変えるには、3年と言われています。
意識せずともできてしまうのが【習慣】です。
例えば、ご飯を食べる時は無意識に利き手でお箸を持ちますよね。それがすっかり【習慣化】されているからです。
ここまでくると積み上げて来た様々な小さな一手は完全に習慣化され、それこそが大きな一手となり、人生の流れを変えていきます。
(金貨も買えなかったコツコツ純金積み立て額が、金の延べ棒を買えるほどになる!)
え~~!!3年・・・そんなにかかるのぉ、長すぎるぅ~~(泣)と思われるかも知れません。
私もそう思いました。
では、一緒に現実をチラ見してみましょう。
これを読んでくださっている方は、恐らく20代~60代くらいの方々。親に対して何らかのマイナス感情があるからこそ、ここに来てくださっているのだと思います。
そう考えると、その「親の影響」って3年やそこらの話ではないのです。私自身も理性育つ10歳~40半ばまで、約35年も親に囚われていました。
まず思いつくことを3週間やってみて、自分に合うものだけを3ヶ月継続、そして意識しながら継続3年で【習慣化】完了!
それで人生が好転していくなら、めちゃくちゃ挽回速度速いでしょ。
勿論カウンセリングでは、私が実践して効果のあった新しい習慣やコツもアドバイスさせて頂いています!
◆なぜ【習慣化】が必要なのか
「人生とは習慣により創られるもの」だからです。その習慣の元になるのが、思考→言葉→行動です。
↓
こちらも是非ご参考くださいね。
【セルフイメージ】
https://original-ownlife.com/blog-2023-4/
【自分の整え方】
https://original-ownlife.com/blog-2022-17/
◆なりたい自分、願う未来への積み上げを【習慣化】したらどうなるか?
答えはズバリ「自分が納得のいく人生になる」です。
恨みという感情は、納得できないからこそ自分の中から生まれます。
ここで、私の大切な人生の大先輩であり良き友人でもある二人の人物を紹介させてくださいね。
一人は男性、一人は女性、共に現在80半ばです。
男性のMさん。私が子どもの頃から、もう40年くらいのお付き合いです。
女性のKさんです。現時点で10年くらいのお付き合いです。
どちらもご機嫌時間が長く、とても穏やかです。
そして、この二人の生き方には、共通点があるのです。
その前に、この目線で!
↓
二人の生き方共通点を見ていただくポイント
- それらは老齢になり、すぐさま出来ることではないということ
- 20~60代の皆さまが向こう3年掛けたら、どれも実現可能だということ
- 私たちの親にこれらの要素があれば、毒親にはならなかった、ということ(因みに私の親にはどの要素もありません)
- 好奇心旺盛
(図書館通いが好き。近所に新しくオープンしたカフェなど、興味ある場所は自ら散策に行く。70以上からスマホやiPadデビューをしている) - 交友関係が幅広い
(Mさんの交友関係は「ヤクザから占い師まで」。Kさんは創作関係の教室をしていて、様々な年代の生徒さんと接触) - 自分の老いと弱さを自然に受け入れている(変なプライドや見栄が無い)
(コロナ禍で不安になり、眠れなくて辛いから→自ら心療内科へ相談に行く→不眠解決済み) - 知識に関してとても謙虚
(世の中、まだまだ自分の知らないことが沢山ある!という前提。これが好奇心や幅広い交友関係に繋がっている) - 反省は有れど、後悔が無い
(二人の人生も山あり谷あり。その問題や課題に対して、自分で考え、選択し、行動してきている)
地に、ちゃんと足が着いてる生き方です。
自分の言動に責任を持っているからですね。
それは、起こる出来事を受け止め「自分はどうしたいのか」を考え、行動してきた人生と言えます。
なので結果如何ではなく、自分が歩いて来たプロセスそのものに「本人が納得」し、それを自分への「プレゼント」として受け取っています。
人生の幸福度って、つまりは「自分はどう生きたか」が大変重要なのです。
「え~ でも、納得できる生き方が出来るのは、恵まれた人だけやん」と思う方も、いらっしゃるかも知れません。
しかし、この二人の人生も私たちと同じです。風はうなり、雨も槍も降っています。
男性のMさん。生家は貧しく、傷害を持つきょうだいがいます。働きながら夜間大学を卒業、40代で当時中学生だった息子さんを事故で亡くし、奥さんも60代で闘病の末に先立ちました。
女性のKさん。旦那さんが15年以上海外勤務で、日本でずっとワンオペ。2児が成人した後、50過ぎで「この結婚、果たして意味があるのか」と初の海外暮らしに踏み切っています。せっかく一緒にいれるようになった旦那さんは、10年前に急逝。亡くなった場所が家とは異なる国だったので、亡骸にも会えず。
誰の人生も決して平たん、平凡ではないのです。良くも悪くも、一人一人オリジナルな人生です。
あなたも今まで数多の困難を乗り越え、今これを読んでくださっているはずです。
甘えるな、と言いたいのではありません。もう十分頑張って来られた方ばかりですから。
ただ私たちの人生は明日も続きますが、有限であることは間違いないです。
だからこそその痛みを取り、癒しながら、今までとは違うものを少しずつ積み上げていく体験を自分にさせてあげることで、人生は必ず好転いたします。
あなたはどんな「プレゼント」を、未来の自分に渡してあげたいですか?
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。