私の使命は何ですか~前編~

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。

最近クライアントさん方々から「私の使命ってなんですか?」と、聞かれることが増えました。

私はいつも「自分の中の全てを、世のため人のために使うことです」とお答えしております。

その際、ヒントも合わせてお伝えしております!

「生まれてから今まで体験してこられたこと、努力してこられたこと、総動員でぜ~~んぶ使うんです」と。

とは言え、私もまだまだ未熟で道半ばなのです。なので、大したことは語れません。

ただ「この精神世界という領域で、今の大人向けカウンセリングよりもっと何かをしていくんだろうな」という感じでは、見えている気がします。

っていうか、まだまだかなりこの先が・・・本当に盛沢山控えている感があります。

性質的に「~~せねば!」という修行チック傾向を持つ自分が、如何にそれを「楽しんで」やるか、みたいなのが自分の人生テーマのように思います。

楽しくてたまらない修行!やりたくてウズウズする修行!ワクワク感止まらない修行!そんなんホンマにあるんやろか、とちょっと自信なかったりもします😥

◆「命」という字を使うもの

思いつくのは、宿命・運命・使命・天命 でしょうか。

この中で私たちが「おぎゃ~」と生まれた時には既にもう決まっているもの、つまりはこの85~100年の人間人生で自分の力では変えることが出来ないもの

それは「宿命」と「天命」です!

「宿命」とは、

生まれ落ちた国や、本質(大きく分けると内向的か外交的か)、親から受け継いだ肉体を構成するDNAやそれに連なる血液型や体質、骨格など。

これもう、父母から確実に50%ずつ生物的に受け取っているので変えられません。

「天命」とは、

私が思うに「神様との約束」です。←意外でしょ?命令じゃなくて、約束だと思うんですよね。 

天命って見つけるものではなく、もう既に決まっているけど人間としての自分は思い出せない、そんな感じかと捉えています。

国宝という映画、観られた方多いかと思います。私も香港で観ました~

人間国宝とまでなるあの極め方、ああいうのを「天命に即した生き方」というのでは、と思います。

◆「命」を使うけれど、変えていけるもの

それは「運命」と「使命」です。

「運命」とは、文字通り命を運ぶ、ということですから、自らの努力(心がけや志、選択、知識習得、心身習慣の見直しなどの理性)により、ある程度まで変えていくことができます。

カウンセリング領域で扱うのは、主にここです。

理性・意志力だけではどうにもならない自分の無意識下(潜在意識下)の色々を、クライアントさんご自身が知っていく作業。

それをカウンセラーと一緒に行います。

すると段々と「いまここ」が地に足つけた状態となりますので、人生の景色が変わって参ります。

人生のハンドルをクライアントさんご自身が握り直すこととなり、行きたい方へ進みやすくなります。

◆クライアントさん方々に伴走しながら思うこと

私のカウンセリングに来て下さるクライアントさん方々は、やはり私自身の生き方に似ている方が多いです。

どの方も過酷な生育歴なのですが、理性で自分に鞭打ち踏ん張り続け、一見何の問題もないような社会人となってらっしゃる方、一見「普通」と言われる家庭にいらっしゃる主婦の方。

それどころか「すごいね!」と言われるような個人起業をされている方すら、いらっしゃいます。

その実は、かなり問題ある親の生き方を見て「ああはなりたくない!絶対嫌だ!」と、アクセル踏みっぱなしみたいな方々です。(私も本当にこれでした。で、2012年ごろに過労死しそうになったと言う訳です。)

◆では「使命」とは?

これは先ずこの人間人生に於いて「必ず誰しもがすべからく持っている」ものです。

現代社会に於いては、これが仕事と呼ばれるカタチになることが大変多いです。

なぜなら「使命」とは、自らの体験から学びを得て、自分の特性・才能に気づき、それを人の為や社会のために実際使う、という行為を指すからです。

必要な人に、それをお届けする。

この行為は、現代社会に於いて金銭のやり取りが発生します。(貨幣が流通するまでは、物々交換でしたね)

そして恐らくはここを極めていくことで、最終的には「天命」と呼ばれるものに繋がって行く、私はそう思っております。

◆「使命」の見つけ方へ繋がる大きなヒント

実はあの大変な家で育っている苦しく辛すぎる渦中での、あなたの一挙手一投足、今までの全ての選択がもう「それ」に向かうように進んでおります。

この視点から、下記を読み進めてみてくださいね。

◆「使命」という仕事に繋がるヒント

あ、これあくまで私が思う5選です。

①あの家で磨きをかけた「役割」

例えば、機能不全家庭で磨かれる代表が「相手(親)の機嫌を覗う」「誰か(親や兄弟姉妹)の面倒を見る」「問題を処理する」ような役割です。

これら、自分があの家でなるべく安全な居場所を確保できるよう、それこそもうかなりの幼少期から命懸けで磨いてきたスキルです。

②あの家で親から愛されるためや自分の命を護るために、実際してきたこと

例えば「良い子でいるために常に成績優秀」とか「独りぼっちで絵を描いていた、工作していた」とか、「独りぼっちで本ばかり読んでた」「音楽が好きだった(歌ったり楽器演奏したり)」とかです。

①や②は、往々にして自分の本質から来る適性や特性を自然と磨いている行為です

私たちは当時理性乏しい子どもだったので、そうなるわけですね。

③理性が芽生えても、愛されたくて続けて来たクセや習慣

ここ!

見落としがちで、大部分のクライアントさんが「ダメな私」「イヤな私」、だから「変えたいんです!!」と切に仰る部分なんですが・・・

(そのお気持ちは、察するに余ります)

代表的なのが、グルグル思考、自分責め、自虐 です。

これ、実は「言語表現方法や語彙を、自分の中でたんまりと内製し続けている」状態。

言わば抽象化能力を鍛え、磨きをかけ続けている行為なのです。

だって、あの親に分かって欲しかったんだもん、認めて欲しかったんだもん。

つまりは、どうにかしてあの親から大切にされたかったからこそ大人になっても継続していた、と言えます。

(親に)この言い方だと、どうだろう?

このアプローチだと、どうだろう?

このパフォーマンスなら、どうだろう?

頭がショートしてしまうくらい、果てしなく ぐるぐ~るします。

長年続けてきた仕事や職種や資格などの「自分に合う仕事」

大人となり、自身や家族の生活を支えるために選んだ仕事・身に付けた専門技術・専門知識の発展型や改良型が、使命の礎となることが非常に多いです。

なぜならこれらは、使命の一歩手前である「適職」と呼ばれるものだと思うからです(じゃないと、そもそも私たちは続かないし、やらないのです)

⑤あの家に生まれたからこそ、興味を持っている領域(または興味を持たざるを得なかったもの)

機能不全家庭育ちでカウンセリングに来られる方は、往々にして心理学から始まる精神世界や哲学や宗教学に興味を持たざるを得なかった、それでもどうしても一人では限界を感じカウンセリングへ

と仰る方が多いです。私も実際にこの一人でした。

それももう気息奄々、今にも消えて無くなりそうな自分に何とか一本の活路、一筋の光明を見いだそうとするような、ギリギリな感じでその領域に誘(いざな)われて行くのです。

私も「あの家はなぜああなったのか?」を知りたい一心で、40歳からその類の書物を読み漁りました。

ああなった = 酷さを増しながら30年以上も続く父のギャンブル、きょうだいの長引く心の病、人間性がドンドン退行していく父母の生き方などなど

◆前編の結論として

自分の人生に於ける「使命」には、上記の①~⑤全てを総動員いたします。

逆に言うと、だからこそ苦しいながらも①~⑤を、それこそ命懸けで行って来た のです。

無駄なんか、あるわけ無いのです。

使命=もうそのまんま、読んで字のごとく「命の使い方」です!

◆前編の最後に

カウンセリングコースでの伴走は、先ずはクライアントさん方々から沢山のお話しを聞かせて頂き、その傷つきを癒すところから始めます。

それが自分の「使命」へ向かう最も大切で決して欠かせない第一歩だからです。

詳しくは、後半で書いてみたいと思います😊

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。