え?もしかして攻撃されてる?「受動攻撃とは」~後編実例①~

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。

「二月は逃げていく」と言いますが、何かもう知らぬ間に3月半ばになっております。

皆さん、受動攻撃って聞いたこと、ありますか?

余り普段使わない言葉ですが、機能不全家庭の中やそこを生き抜いてきた人でまだ苦しみの渦中にいらっしゃる方の周りには、かなりの頻度で身近な出来事として起こっていると思います。

大切なのは「受動攻撃だ!」と気づくことです。

この後編では、私自身が実際にこの半年で「同じ人から」「同じパターンで」受けた受動攻撃の実例2つのうち1つを書いてみようと思います。

◆実例①と②のポイントは、「同じ人から」「同じパターンで」の受動攻撃

これ、本人は私を攻撃したことに全く気付いていない、ということです。

だから誤解が解けた今に至っても、本人から何の謝罪もありません。

なぜなら、本人は気づいていない無意識行為のため「悪いと自覚していない(自覚できない)」からです。

それどころか、「自分はとっても大変なのに、こんなに頑張ってる」とさえ思っています。

機能不全家庭の親が謝らない、覚えてない、あんなひどいことしてきたくせに!!の理由の一つも、ここにあります。

是非、皆さんがあの家で父母や兄弟姉妹にこんなことをされてこなかったか?もしくは今でもされていないか?という視点で読んでみてくださいね。

◆香月を見舞った「受動攻撃」実例その①

その男性は10歳くらい年下の人でして、私とはしばしば同じコミュニティで活動しています。上下関係はなく、対等な立場の人です。

私の得意と彼の得意を合わせて、1つのことを成し遂げる、みたいなニコイチでの作業が多い人です。俗に言う、バディという関係ですね。

去年10月頭から、明らかに彼の態度が以前と違うことに気づきました。

具体的には、

・私が何か頼んだりすると、これ見よがしに溜息をつく
・渡した書類などを、自分の席でバサっとわざわざ乱雑に置いたり扱ったりする

2週間くらいは私も「気分悪ぅぅぅぅ」「何やねん!」😣と思いつつも、まあ彼も色々あるのかな、くらいに思っていました。

◆本人に事情を聞きました

「本人に直接事情を聞く」←これ、カウンセリングに臨んだ2019年以降にやっと私が出来るようになったことです。

ある日、彼に話しかけただけであからさまに下から睨みつけられ、明らかに嫌な態度をとられたため、私も我慢できなくなり(というか、活動自体がしにくい)、彼を小部屋に誘いゆっくり話せる環境で聞きました。

「何かあったの?正直、この半月くらいは話しかけるだけで明らかにワタシに対する嫌悪感を感じるんだけど。私が何か気に障ることしてたら、謝ります。だから事情を話してほしい

彼はじ~っと黙っていましたが、両手のこぶしを握り締め、肩より上に上げ「うぅう~~~!」と強く唸りながら、しかも涙目で私に対して怒りを表現しました。

(もうこの唸り越え+涙目により、ワタシ既にビックリしています😲)

「僕はすごくすごく怒ってるんです!!!あなたは、皆の前で僕をバカにしただろう!!!それをある人が、僕に教えてくれたんだ。でも僕はね、出来る限りあなたの前で平然を装っていたんだ、辛くても悔しくても僕はすごく頑張っていたんだ。僕たち二人の活動に支障が出ないように、僕はこんなに頑張っているんだ」とのこと。

私「???」

何の話?って感じですよ。

私が皆の前であなたをバカにした?いつ?どこで?どのように???

さっぱり分かりません・・・

いやいや、明らかに活動に支障でてるやん・・・

コミュニティ内で、やりにくいことこの上ない。

私も人間なので、実際気分悪い。

◆やっと事情を把握できました

彼の話を総合すると、その日から約半月前に10数人で一緒に食事をしたときの出来事だと想像できました。(彼はたまたま用事があり、不参加)

彼は「食事会じゃない!会議だ!僕は呼ばれてない!」と被害者モード全開でしたが、

私「う~ん・・・会議の予定って、皆のスケジュールに入れて公開してますよね。私たちはペアだから、どちらか出席できない時はいつもお互い報告し合いますよね。そんなあなた『だけ』が呼ばれていない会議は存在しませんよ」とハッキリ事実を告げました。

食事会に話を戻しましょう。

その時、そうそう、と~ってても騒がしレストランだったのですが、席の近い数人と「組織のリーダー云々」みたいな話をしていたのです。

私は確か「若い人がいいよ~。そりゃベテランに経験値で及ばんとこはあるやろうけど。それを見守り育てていくのが、組織やと思うよ」みたいなことを言ったのです。(本当にそう考えてるので)

それを小耳にはさんだ誰かが彼に「香月さん、若い人には私が教えなければ!」と言ってたよ、と。

会話文脈の切り取りが間違っているうえに、完全な独断での意訳。

しかも彼のことではない話です、はい。

で、それを聞いた彼は

「対等だと思ってたのに、【香月さんって、僕は色々教えてあげないと何もできない無能なダメ人間だと思ってるんだ。バカにしやがって~~!】」

と、ものすごく憤っていた、とのことです。

そして私に不機嫌を、これでもかとぶつけていたというのが「彼の抱える事情」でした。

◆これ、【妄想】です

「誰か」による会話の切り取り、超意訳もさることながら、上述の【 】は完全に彼自身の思い込み+妄想なわけです。

勿論、私からは事実を話しました。

・そもそもあなたのことを言っていたのではない、こと。←これ、一番大切😊
・若いリーダーを見守り育てるというのは、私の理想とする組織の在り方だということ
・育てる、という言葉の意図は「年配やベテランが、若きリーダーをバックアップする」という意味です。
(だって50代前半の私もそのコミュニティ内では、年配・ベテランの一人ですから)

いえ、せっかくですからここでは、もっと私の本音を書きましょう。

私が本当に言いたかったのは

「その話、勝手に【自分のことだ!】と思い込み、【皆の前でバカにされた!】と憤慨してたの、全部あなたの勝手な思い込みと妄想でしょ。で、私に散々不機嫌をぶつけて来て、【僕は平静を保とうとこんなに頑張ってる】」と。

は?

それこそ、なんのこっちゃやわ。

「ええ迷惑やわ。謝れよ!めんどくさ」ですよ。

で、この有らぬ怒りを2週間も私にぶつけ続けたこの人、この会話の後すっかり普通の態度に戻りました。

◆誤解が解けても、謝罪は無し

誤解が解け、自分の妄想で明らかに「悪い態度」を私に対してとっていたのにも関わらず、なぜ本人は謝らないのか?

なぜなら「そんな辛い中でも、僕は必死に出来る限りの平静を保って香月さんに接していた(つもり)」だからです。

(要は、僕は悪くない!むしろ僕、すごく頑張ってる!そんな僕を認めろ、分かってくれ、です)

あほくさ、と思いませんか?

◆なぜこんなことになるんでしょう

それは、彼の中に何らかの強い劣等感があるからだと思います。

だからこそ間違っている会話切り取り「香月さん、若い人には私が教えなければ!」を、自分のことだと思い込むわけです。

彼の心の中では、痛みや怒り瞬時にごちゃまぜになりますので勿論事実関係を確認、なんてことはできません。

彼にとっては、その自分勝手な【妄想】こそが唯一の「事実」になってしまうのです。

恐らくは生育歴で「何をどう上手く精一杯やっても」恐らく親から思うように認めてもらえず、分かってもらえなかった日々だったのでしょう。(親自身の問題でね)

幼子からしたら、大好きな親に「思うように認めてもらえない、分かってもらえない」=「自分は愛されていない」に直結します。

超早計で短絡的に見えますが、だからこそ「子ども」なのです。「子ども」ゆえ、なのです。

◆「不機嫌を察せよ」→「怒り」を生存戦略として使う彼の背景

まず、「怒り」は第二次感情だということです。

その下にある悲しみや不安、恐怖など、「自分が大切に扱われなかった」痛みを自分に感じさせないようにするための「防衛」とご理解下さいね。

自分の心を護っているのです。

こちらも御参照ください。
https://original-ownlife.com/blog-2022-16/
どうしてあの人はいつも怒ってるの?【人間関係への依存】

彼は普段穏やかで、寡黙気味な人です。責任感もあるので、皆から慕われています。

恐らくは生育歴に於いて「僕の不機嫌を察せよ」というやり方で、親に自己表現をしてきた人なのでしょう。あくまで、想像ですけどね。

誰かが察してくれたら、注目してくれたら、気にかけてくれたら「僕は安心して感情が出せる」のです。

または彼の親がこのように自分の不機嫌の責任を彼に押し付けて来ていたので、彼はそのやり方をコピーして使っている、か。

私、このコミュニティ内ではカウンセラーでも何でもないので分からないんですけどね。

実例①が長くなったので、実例②はまた書きますね。

因みに香月が受けた受動攻撃 実例②も、攻撃者はこの彼です。

それは実例①から2ヵ月を経た、今年1月末から始まります。

◆あなたの親はどうでしたか?

大人として自ら創って来た家庭や夫婦関係という事実をさておき、「私はとっても可哀想だ。でもこんなに頑張ってる。とっても辛いのよ。でもそれ、あなたのためなのよ(または あなたのせいなのよ)」

あなたの親はこんな感じで、一挙手一投足、目線、雰囲気を総動員して、子どものあなたに有らぬ罪悪感を刷り込み、不機嫌の責任を押し付けて来ていませんでしたか?

うちはもう、これしかない、というくらいこればかりでしたね。

そしてず~っと父母に認められ愛されたくて、私はいつも父母の機嫌や感情の責任を「私が悪いんだ」「私が何とかしないと」と、取ってきました。

40年くらい!!

この彼とのやり取りでは、対父母よりは一線を引けているものの彼の負の感情を引き受ける役割を「また」私がしてしまっているのが分かります。

これ以降、「私、また利用されに行ってるんだな」と気づき、彼との心の距離を意識していくのですが、後日また同じようなことが起こります!

理由は、(彼は無意識ですが)「香月さんって、感情をぶつけても(僕は)安全」という対象に見なされたからです。

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。