自己肯定感と自己信頼感は、どう違うの?~土台と骨組み~

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。

今日は混同されがちな「自己肯定感」と「自己信頼感」について、書いてみようと思います。

ちょうどクライアントさんからも、同じ質問を頂きました😊

◆自己肯定感とは?

一言で言うと「私は私でいい」という感覚です。

よく「ありのままの私にOKを出す」と言われますが、もっと噛み砕いて言うと「自分と言う人間に条件をつけずにOKを出す」ということだと思います。

〇〇ができたから、私は素晴らしい とか 〇〇が出来ないから私はダメなんだ とか、〇〇を持っている私だからすごい とか そういう様々な条件無しに、過去のことも今の状態も、そして自分の中にあるどんな感情にも「そっかそっか」と言ってあげられる。

これも私だ、と赦(ゆる)して味方でいてあげられる、それが自己肯定感だと思います。

そしてカウンセリングのような心理的な場でまず目指すのは、この「自己肯定感」です。

ただね、「自己肯定感」がアップしただけでは、動けないんです。

逆に「このままの私でいい」と、停まってしまうこともあります。

地球は、行動してナンボの三次元世界。

何かを「やってみる」「やってみようという気になる」にはもう一つ、「自己信頼感」が必要なのです。

因みになぜ何かを「やってみる」と人生が変わって行くのかというと、行動範囲や知識が広がるからです。そこで出逢う人たちは今までの自分の暮らしでは出逢えなかった人。

人生は、運もお金も人を介してやってきます。

なので、自分がどんな人たちと人生時間を過ごすか、は大変大変重要です。

◆自己信頼感とは

まず、自分 対 誰か、という構図で考えると、分かりやすいです。

皆さん、どんな人を信頼できますか?

様々な意見があるかと思いますが、一番分かりやすいのは「嘘をつかない人」や「正直な人」や「約束を守る人」ではないでしょうか?

もっと大人の言葉で言うと「誠実な人」かな。相手が自分に対して誠実であった場合、私たちは「信用」します。

信用される人が更に誠実な行動を積み重ねていくと、それは「信頼」に変わります。

自己信頼とは「自分に嘘をつかない」「自分との約束を守る」→ 初めて徐々にしかし確実に自分の中で育って行く感覚と言えます。

なのでね、カウンセリングに来て下さるクライアントさん方々にはいつも最初にお伝えすることが有るんです。

(週に数回でもいいから)「食べたいと思ったものを食べる」です。

たかがこんなことなのです、どこが心理カウンセリングやね~ん! となるかもですが・・・実はちゃんと、潜在意識の特徴を利用しております。

私たちの潜在意識は、物事の大小が分からないのです。

だから「起業達成!」「転職成功!」「国家資格取得!」「小説を世に出す!」みたいな時間や労力もかかる壮大な規模の自分との約束でなくとも、「食べたいものを食べる」だけで私たちの潜在意識は「ワタシって、自分の気持ちや感覚に嘘をつかず、且つ自分との約束を守れている!!」とハッキリ、しっかりと記憶してくれます。

例え週に数回でもいいです。

是非「食べたい!」「美味しそう~!」と思ったものを、そのまま食べてみてください。

◆「たかがこんなこと」で、何がどうなる?

実はこんな素敵な練習ができます。

・一瞬の「あ、美味しそう!食べたい!」という自分の本音、感覚を、見逃さずキャッチする練習

・その後瞬時に出てくる「高いなぁ」とか「太るよ」などの思考に気付く練習(自分を客観視)

・「自分が自分に食べたいものを食べさせてあげた」という、自分の本音に対する約束を守れたという実績を行動で作る練習

・食べたいものを食べたのだから、当然幸せ感じます!ここで「私が私を幸せにしてあげることができる」という確かな実績も積みあがります。

この「私がしたいように、私にさせてあげた」=自分に嘘をついていない、この小さな積み重ねが自己信頼感を培っていきます。

健全な家庭には、この環境があります。

いわゆる「伸び伸び育つ」(したいようにさせてもらっていた)ですね!

休みの日には「寝たい時に寝る」「見たい動画を見る」「ダラダラしたいだけする」何でもいいんです。

したい→する(自分にさせてあげる)、その積み重ねが「自己信頼感」となります。

大切なのは「定期的に継続して」です。

人の誠実さを見極めるとき、しばしば言いますよね。

「人は継続する行動に、嘘をつけない」って。そのまんまです。

◆カウンセリングというツールで目指す感覚と状態

カウンセリングは万能ツールでは、ありません。

生きづらさを減らし、生き易くなるための一つの処方と捉えてください。

そんなカウンセリングで目指す状態とは

「自己肯定感」+「自己信頼感」=「(根拠は無いけど)私、何だか大丈夫」というものです。

思うに、健全な自己愛が自分の中に在る という安定した状態と言えます。

それも24時間ずっとではなく、この「私、何だか大丈夫」という感覚が1日の中で増えていく、長くなっていく、という感じです。

そして「大丈夫」なので、わざわざ「うぉ~大丈夫だ!!」なんて明確な実感はないのです・・・残念ながら。

だからね、言葉にすると「(根拠は無いけど)私 【何だか】大丈夫」なのです。

感覚ではなく、状態を示すと「自分として、落ち着いた平常心である状態+少しご機嫌」みたいな感じかな、と思います。

逆に言うと「自分の中に不安が少ない状態」とも言えます。

だからこそ、自己信頼感が自分の中に芽生え育つと、人は行動できるようになってきます。

因みに、不安ってゼロにはなりません!ゼロを目指さないことです。

そもそも「不安ゼロ」な状態は、私たちの脳の防衛本能からしてあり得ない状態だからです。

◆機能不全家庭には決定的に欠けているもの

それは「あなたはあなたのままでいい」という存在肯定と、「したいようにしていいよ」という見守り受け入れてくれる信頼関係です。

この環境があると、子どもは「安心・安全」と認識します。だから、感情や好奇心赴くままに「伸び伸び」できるんですね😊

しかし・・・

不機嫌をぶつけてくる親や過度に干渉してくる親、全く関心を向けてくれない親、何かへの依存や宗教に過度にのめり込む親、殴ってくる親、ヒステリックな叱責、罵詈雑言、鞭打たれるような過度な躾 などなど、私たちはとてもじゃないけど「安心安全」な感覚を持つことができず、常に過緊張な「臨戦態勢」を取っていた、ということです。

◆私たちが「臨戦態勢」維持で、してきたこと

グラグラと揺れ続ける家の中ではとてもじゃないけど「私は私のままでいい」なんて思えず、感情を押し殺し、ひたすら親の顔色を覗うようになります。

少しでもあの親に愛されるように、ちょっとでも父母が笑顔になるように、天真爛漫な子どものままでは居られず往々にして何らかの役割を演じようとします。

自慢の子どもになろうとしたり、親の愚痴を受け取り続けるゴミ箱になったり、存在自体を消したり、いつも怒られるようなことをしたり、病気になったりもします。

もちろん自分がしたいようになんて、出来ません。喜怒哀楽をそのまま出すことも、大いに憚れました。

そんなことをしたら、親がますます不機嫌となり自分の命が危ないからです。

自分の命を護るためには、自分の感情より何より「あの親の機嫌や感情に責任を取らざるを得ない」のです。

なので、機能不全家庭では見事に自己肯定感+自己信頼が育ちません。

そもそも親自身に、それらが欠落しています。

だからね、親自身が思うように生きられない不機嫌、不満を子どもにぶつけてくるのです。

◆自己肯定感が低いんです、と仰るクライアントさん方々

あなたが悪いわけではなく、あなたの性格が良くないわけでもなく、どうしてもそうできない環境だったのです。

そもそもあの家には、自己肯定感が育つ土壌自体が無かったのです。

でもね、これらは大人になった今からでも自分の中に創っていけるんです。

自己肯定感が土台+自己信頼感は骨組み→行動できるようになり活動範囲が広がれば広がるほど、あなたが建てたお家はあなた好みに仕上がっていきます。

その建付けを確認しながらお付き合いさせて頂くのが、カウンセラーです。

健全な自己愛を自分の中に自分で育て、そして生きたいように生きて行きませんか?

人生時間は、何てったって有限なのです。明日もまた、この命が続くか 誰も保証できません。

泣いてても恨んでても憎んでても、笑ってても、ご機嫌でも不機嫌でも、人生時間は確実に過ぎていきます。

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。