毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
今日は、自分を客観視する、という方法について書いてみたいと思います。
カウンセリングに勇気を以て来て下さる相談者様は、往々にして深く傷ついた悲しみをそれと同等の質量を持つ「怒り」で蓋をしている状態です。
かつてカウンセリングに1年臨んだ自分も、そんな状態でした。私がお世話になったカウンセラー曰く「怒りの火だるま」状態! 実にシンドかった、としか言いようありません。立っていられないくらいでした。
「同等の質量」以上でないとその悲しみを蓋できないので、悲しみが大きければ大きいほど、蓋である「怒り」の質量も必然的に大きくなければなりません。両者は比例の関係にあります。
そしてその質量維持に、途方もない自らのエネルギーを割く必要があります。
明らかにエネルギーと時間の浪費です。
ただ・・・
それほどまでして、私たちは見たくないのです。気づきたくないのです。
「あの人やあの出来事のせいで、自分がこんなにも哀れにミジメに傷つき、実はずっと血を流し続けていること」を。
私のカウンセリング5回コースでは、
第一段階として先ず相談者様に、時間を掛けて様々な想いを吐き出して頂きます。
話す=放す、です。
思う存分吐き出したり、また沢山メールに書いて頂いたりすると、少し楽になってきます。
その上で、いままで置き去りにしてきた「自分を知る」ということの大切さとを解っていただけるよう、相談者様の進捗に合わせて丁寧にカウンセリングを進めて行きます。
この第二段階では
怒りや悲しみに苛まれ何も考えられず、その感情に呑まれ切った自分を如何に客観視するのか、それが「自分を知る」ことの第一歩となります。
そのためには「自分はその時どんな状態か」を把握する術を身に付ける必要があります。
外科手術でもそうですね。
目視やMRIやCT、病理解剖などで患部の「状態を把握」し、手術に臨みます。身体にメスを入れ、その術野を見る、というシーンも医療ドラマではオペ室 あるある ですよね。
私たちが自分の心の状態を把握するときも、同じです。
幾つか方法があります。
・例えば、感情的になっている自分をつむじの上から眺めるようなイメージをする
・例えば、感情的になっている自分が1階にいて、眺める自分は2階にいるようなイメージをする
どちらも自分を「俯瞰」(ふかん)するイメージです。鳥の視点で街を見下ろす、そんな感じです。
この方法、私も習ったのですがイマイチ上手くできませんでした・・・上から見下ろす感じなので、実際に感情に呑み込まれている自分の表情などがピンとこない、そんな感覚でした。
「鳥、難しいわぁ」と仰る相談者様も多々いらっしゃり、そんな方に私がイチオシで勧めているのが「洗濯機モード」です!
水がなみなみと入った洗濯機、
その真ん中には小さな自分。
わわわ~~!と両手を挙げながら浮いたり沈んだり、水量と勢いに抗えずグルグルとひたすら激しく流れに翻弄されながら回っています。
それを、その洗濯機の縁(ふち)から眺める自分。
強く渦巻く大量の水は、あなたの感情です。クルクル回るミニな自分は、それに翻弄されている自分です。
いかがですか?
俯瞰法より、ずっと具体的に「(感情に)吞まれまくり、振り回され倒してる自分」が見えてきません?
あまりのリアルなイメージに思わず「うわ~ 自分、エライ回ってしもてるなぁ」「こりゃ、マズイな」「そりゃ、溺れるわ」と結構冷静な思考も出てきたりします(笑)
「洗濯機モード」
自分の状態把握 + 怒り→ガチガチの緊張感で維持している臨戦態勢をもおのずと弛めてしまう、一石二鳥の効果あり、です。
この自分の状態把握が習慣付けば、膨大な負の感情の支配からいち早く抜け出すことが出来るようになります。
そして
いつなんどき何が起こっても「私は大丈夫!」と思える安心安全な状態にいち早く戻って来れるよう、様々な会話や心理療法を用いながら、カウンセリングは進んで行きます。相談者様の表情も、回を重ねるごとに穏やかになって行かれます。
相談者様の日常に何が起こっているのか?
エネルギーと時間大量浪費の負の感情に支配される時間が短くなったので、余ったエネルギーと時間を「ご自身のしたかったこと」「ご自身の好きなこと」に日常で注ぎ込まれているのです。
仕事あり、趣味有り、休息あり、などなど 相談者様それぞれです。
要は、ストレスが減ったのです!
感情的な自分を持て余してしまいお辛い方、一度そうなるとなかなか気分が変わらず通常運転に戻れない方、とてもとてもシンドイですね。グッタリしてしまいます。そのうち身体や自律神経に影響が出てきます。
私もかつてそうでした。
お試しカウンセリングだけでも十分現状整理が出来ます。上述したお試し後のコースの概要、料金等も下記のページから見ていただけます。
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。