毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
今回は私が日本へ一時帰国した際にご縁いただいた、とても印象に残ったタクシー運転手さんのお話しを書きたいと思います。
たかだか10分足らずのタクシーの中で、何だかすごい展開となって参ります。
◆真夏のある朝@奈良
その一時帰国の際にJR奈良駅付近に泊まった私は、早朝に近鉄奈良駅付近へ行く用事がありました。
コロナ禍で香港から日本へ数年帰らず、その後は帰省しても母のいる実家へは泊まらなくなっておりました。
JR奈良駅から近鉄奈良駅へは、歩いて15分くらいの距離です。
ただもう・・・溶けそうというか焦げそうな熱さと荷物の多さから、ついタクシーに乗ってしまいました。
まだ朝7時台でしたよ~~

タクシーだと、近鉄奈良駅までは10分足らず。
ドアが開き乗り込むと、「おはようございます!どちらへ行かはりますか」と、気持ちいい運転手さんの声。
「近くてすみませんが、近鉄奈良駅へお願いします」と答えました。
◆話しかけるのが好きな私(笑)😃
私は初対面の方に話しかけるのが、好きです!
勿論、相手が嫌そうな雰囲気を醸し出したらすぐやめます、はい。
なぜ話しかけるのが好きかといいますと、人の話を聞くのが好きだからです。
そして「袖振り合うも他生の縁」だから、それをちょっとだけ深めたくて。
◆まずは話しかけます!
思うに、関西含め地方では「話しかける」は余り抵抗ないような・・・(私の感覚がズレてますかね)

「運転手さん、コロナの頃は大変やったでしょう?今はもう奈良、凄い人ですよね!観光客一杯やわ~、嬉しいわぁ」
運転手さん「いや、もうほんまに大変でしたわ。同業者も沢山辞めていきますしね。で、コロナ空けて今は運転手不足で、めっちゃ忙しいんですわ」
相槌を打ちながら「運転手さんは、コロナ禍の時どうしてはったんですか?」と聞いてみました。
「う~ん、まあ私もほんまに毎日ヒマでしてね・・・」
ここで私、ピーン!と来るものがありました。
そう!「あ、この人なんか話したいことあるんやわ!」←このいわゆる空気読む感覚ね、良くも悪くもあの機能不全家庭で磨きをかけたものでございます(カウンセリングでも、実に役立っています)
私「へぇ、それはほんまに大変でしたよね。毎日どうしてはったんです?」と聞いてみましたら、お宝のような意外な話を聞けたんですよね~。
◆コロナ禍での運転手さんの毎日
「僕ね」(私→僕、これは私たちの距離が縮んでいるということです)
「滝が好きでしてね、もう毎日ヒマやし、そんな時は滝を見に行ってましてん。奈良やと吉野の方とか一杯 滝 ありますからね」
ふむふむ
「でね、滝の動画を撮って家に帰ってみたりしてたんです」
ふ~むふむふむ
「ある日、ふとね、YouTubeにアップしてみようかなとか思いましてね、どうせヒマやしね」
へぇ!したんですか?アップ。

「したんですよ。生まれて初めてでしたけどね。
そしたらね、数百人が見てくれるようになってね。いやもう僕 嬉しいて、嬉しいてね。コメントくれる人もいたはるんですよ。でね僕、動画編集とか見様見真似でやるようにもなったんですよ。パソコンとか使ったこと無かったんですけどね。喋りなんか、全く自信なかったんやけどね」
わ~!凄いですね。嬉しいですよね~、ぎょうさん(沢山)観てくれはるんですねぇ
(私の心の中)ふと思い→実際やってみる。これこれ!素晴らしすぎる(実はこれ「直感に従い行動」そのまんま)しかも、めっちゃチャレンジしてる!
「せやけどね、途中でね、視聴人数が増えんようになりましてね。色々調べたら、字幕や声を入れたらええ、と分かりましてね、それもするようになったんですよ。でね、滝だけやのうてね、お寺とかも行くようになりましてん。お寺の歴史とか読みだすと、そりゃもう深い深い」
え~スゴすぎる!ワタシ、YouTubeにアップとかしたことないです(笑)
◆これ、ほんまにタクシーの中なん?という会話展開
「お客さん、滝ってね、エネルギーチャージしてくれるんですよ。僕ら人間をね、浄化もしてくれるんですよ。そりゃマイナスイオンとか、科学的な実証もされてますけどね、数字やないっていうか、僕ね、目には見えへんけど、エネルギーとかすごい信じてるんです。変なこと言うて、すんません」

全然 変、ちゃいますよ。私も信じてますよ。エネルギーとか、浄化とか。実際あるし。
(私の心の中)私 誰と話してるんやろう。タクシーの中やんね、私。
運転手さん、ちょっと意外!でも「良かったぁ」みたいな間(ま)を置き(運転中だし、顔見えないけど)
「滝とか神社とか行くとね、こう もう なんか『ああ、有難いなぁ』というような感覚が身体の中から湧き上がってきまして、僕らほんまに生かしてもろてるんやなぁ、って地に足着くんですよ」
(私の心の中)なに?この心地よさ。ああ、もっと話聞いてたいなぁ・・・
◆タクシーはもう、近鉄奈良駅に着きそうです。
なんせJR奈良からは、実質7~8分くらいですから。
運転手さん、速度を弛めながら駅のタクシー乗り場に入っていきます。

「あのコロナね、僕らの業界はほんま大変でね、僕も生活どないしよか、とも思うほど暇すぎて・・・でも今ではあれ有って良かったわ、って思うんです。不謹慎なんですけどね。僕の世界や人生、ほんまに広がりましたわ。」
降りる時に、素晴らしいお話を聞かせて頂いたことに丁寧にお礼を申し上げ、運転手さんのチャンネルを聞いてみました。
その運転手さん、チャンネル名を照れながら教えてくださいました。
本業に差し障りがあると困るので、残念ながらチャンネル名は伏せるしかないんですが・・・
そのチャンネル、2026年5月現在2,500人に届きそうです!!
な~んと、立派な走るユーチューバーさんでした😲
いや~ 世の中には実に色んな人がいるもんだ!
「鹿には乗ってみよ、人には添うてみよ」とは、このことだ~😊奈良だけに!
奈良。
美しき私の故郷です。(鹿には乗ってはいけません)


現在タクシー業は順調でお忙しいと思うのですが、それでもアップし続けてらっしゃいます。
素晴らしいですね。ライフワークにされるのかな。
◆「あれ、あってこそ」
その時、その立場から見たら「最悪」としか見えない苦渋に満ちた出来事や体験を、後から振り返ってみたら「あれがあったからこそ」というしみじみした想いに駆られること、ありませんか?
実際にクライアントさん方々の中には「コロナ禍で毒親と物理的距離を保てたことにより、今までが如何に異常だったか」に気づかれた方が、幾人もいらっしゃいます。
またご自身の気持ちがカウンセリングで楽になるに従い、あの機能不全家庭に於いて命懸けで磨いてきた自分の「何か」を使い、人や社会に貢献する方々もいらっしゃいます。
「あの家での苦しみと悲しみに満ちた体験」は、一体何のためでしょうか?
「あれが有って良かった」なんて感謝できなくていいんです。
私も今だに「あの家で良かった、あの親の娘に生まれて感謝」なんて、まぁ思えませんね!
感情的に許し難きは許さずとも、良いんです。
でも「あれがあったからこそ」と自分が思える「いま」には、出来るんです。
それにはまず何を置いても「自分で自分の傷を知り、そして根気強く癒していってあげる」が、最優先です。
大腿部骨折とか、アキレス腱や靭帯損傷したままでスクっと立ち上れる人はおりません。

「ちょっと立ち上がってみようかなぁ」と、ふと思える瞬間まで安心安全に療養する場所、時間、それがカウンセリングだと思います。
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。

