毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。
今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。
書こうかどうか随分と迷っていたのですが・・・
親との連絡断絶から4年を経て、今年1月下旬からまた接触再開した私と母の関係 + 現在進行形で手配中の高齢者介護の最新公的サポート体制なども本編に織り交ぜながら、何回かに分けて書いてみようと思います。
ざっとこんな感じです。↓
・2019年3月～12月 親への怒りからカウンセリングに臨む
・2020年2月4日 コロナ直前、実家へ帰省
・2020年7月20日～8月頭 母との連絡を断絶開始 ←このブログ、ココ
～序曲～②https://original-ownlife.com/blog-2024-06/
・2022年10月22日 ギャンブラーな父、逝去（私、コロナ禍にて日本へ帰国せず）
・2024年1月20日 母との再会 ←③連絡断絶後の母との再会(認知症と歩行困難)
https://original-ownlife.com/blog-2024-07/
・2024年1月24日～ 母の介護手配開始 ←④～相談員との出逢い～〇〇したもん勝ち！
https://original-ownlife.com/blog-2024-08/
・2024年3月21日 母、介護保険証取得。介護度は要介護1 ←⑤自分の命を人質にする、という脅し
https://original-ownlife.com/blog-2024-09/
・2024年4月9日 母にケアマネジャーが付き、介護プランが決まる←⑥だからね、人が離れていくんだよ、お母さん
https://original-ownlife.com/blog-2024-10/
・2024年4月11日 介護プランを担う様々な事業所と母が契約←⑦毒親運営の機能不全家庭で最も欠落している要素とは？
https://original-ownlife.com/blog-2024-11/
ブログに書く勇気を出せたのは、クライアントさん方々のお蔭なんです。
皆さんのカウンセリング経緯や体験をブログ掲載することに対して「同じ悩みを持つ方の励みになるなら」、時には「より具体的だから」と、ご自身の障がいのことや職業まで開示することを快く了解して下さるクライアントさんお1人お1人のことを思い出しております。
心から感謝しております。
このホームページのプロフィールには書ききれなかった出来事も踏まえ、（私から見た）現実をブログを通じてお伝えしたいと思います。
感情軋轢多い親の介護手配開始や介護渦中に際して、自分と自分の人生の護り方・兄弟姉妹との関係・公的機関へのアプローチの仕方なども、出来る限り書いていくつもりです。
どうかどうか、必要な方々に届きますように。
より多くの機能不全家庭育ちの方々が自分の人生を取り戻され、少しでも楽ちん・ご機嫌になられることを切に祈っております。
これら全てをより深く探求し、クライアントさんのケアを第一に伴走させて頂いているのが下記の半年コースです。【毒親介護 遠隔セラピー】
https://original-ownlife.com/kaigo/
◆このブログのポイント
① カウンセラーとてただの人間。逡巡や葛藤は、あって当たり前。自分を多めに見てあげよう。
② 不完全な自分を赦し続け、親の人生と自分の人生の線引きを意識していこう。
ではひとつづつ、私自身の体験や心境を心理学的な側面も交え説明してきますね。
◆ポイント1 カウンセラーとてただの人間
介護手配渦中にある方も、未来に介護手配が予想される方も是非抑えて頂きたいポイントは「な～んだ！カウンセラーとて、自分の親に対しては今だ逡巡や葛藤が生まれるタダの人間やん」というお気楽視点でこのブログを読んで頂く、ということです。
そう、私はエゴも欲もある一介のニンゲンです！特別扱い、不要でございます。
ただ自分の中の怖れは、自らのカウンセリングを経て以前よりずっと少なくなったなぁ、と思います。
◆顕在意識と潜在意識 自分と親の違い＆自分の中の乖離
感情軋轢のある親との関係に於いて、自らが理想とする美しき素晴らしぃ～き愛の完成形を目指さないことは、自分の心と人生を護る上で大変大切なことです。
なぜなら
「私たちの理想や想い」と、親が潜在意識下で描いているストーリーやゴールとは、全く違う可能性が大いにあるからです。（もし目指すところが同じなら、そもそもこんなシンドイ親子関係にはなっていないのです）
また私たち自身の内観も、必須です。
機能不全家庭に育つと、自分の顕在意識と潜在意識で描いているストーリとゴールに大きな乖離がある可能性、実に実に高いです。（これも統一されているなら、そもそも生きづらさなんて自分の中に芽吹いてはこないのです。感じる生きづらさが大きければ大きいほど、自分の中で様々な想いや感情が分離したまま、と言えます）
こちらも参考ください。【復讐】という生き方 「助かりたい！」けど「助かりたくない！」
https://original-ownlife.com/blog-2022-4/
これは親のストーリ？子(私たち)のストーリー？子(私たち)が大人や親になった時のストーリー？
実は、全てに当てはまる可能性があります。
◆ポイント2 不完全な自分を赦し続けること
親に何をしてあげても不満不平を言われ、報われない。自分に酷いことをした親を、いつまでもずっと許せない。あの親に育てられた生育環境が、自分の精神疾患や発達障がいに大きく影響している。上手く行かないパートナーとの関係に、我慢ばかりしている。子育てに悩んでいる、などなど。
機能不全家庭で育った時間と私たち⇔親との関係性は、私たちの人生に大きな影響を与えます。
グルグル思考を止められない、他責や自責をして苦しくなってしまう、心身、病気になってしまった などなど
これ以外にも、親自身の苦悩や課題を子どもが丸ごとコピーしてしまっているケースもあります。
そんな不完全な自分を何度も何度も赦しながら、親と自分の人生への線引きを意識し、成長しながら一緒に歩いていきましょう。
私たちは不完全なタダのニンゲンだからこそ、今ここ に生きております。
ただこのスタンス「不完全な自分でも、いいや」を平常心で維持しながら且つ継続できるようにするには、事前に自分の内側を整えておくことやその整え方への理解、練習が大変重要です。
そして「自分を整えながら生きて行く」(俗にいう「自分軸で生きる」)を習慣化する前に欠かせないのが、自分の中の痛みとその背景を知り、そして癒す、という地道な作業です。
これにより、私たちの中に健全な自己愛が芽生えてまいります。
ここはカウンセリングやセラピーが、大変有効です。
ここをしっかり行わないと、不完全な自分を認めてあげることが傷口にたんまりと塩を塗る行為と化してしまいます。
そしたら当たり前ですが、激痛走りすぎ、余計に自分で自分をイジメてしまうという望まぬ結果となってしまいます。
せっかくの努力が本末転倒な結果に結びつくと、ますます生きづらさが増していこととなります。
◆2020年夏、母と連絡を絶った私
この辺りの顛末はプロフィールに書いておりますので、ご興味ある方は読んで頂けると幸いです。https://original-ownlife.com/profile/#blog-2024-05-link1
私の場合決定的だったのは、忘れもしない2020年7月20日【また】始まった父母・妹による母のクレジットカードの乱用をたまたま見つけたことでした。
そして私が母にその旨を電話で指摘すると【またまた】ヒステリックに激高し(逆ギレ)、息吐く如く【また】すぐバレる白々しい嘘をついたからです。
もう終わろう。強くそう決心した瞬間でした。
この人達、私の人生に必要無し、とその日を境に私は娘をやめる選択をしました。
具体的には、もう一切自ら連絡を取らない、ということです。
◆目が覚める超簡単な、とっておきの自分への質問
これ、もし親でなかったら皆さんどうされます？
嘘ばかりつき、同じことば～っかり繰り返す人、これからもずっと付き合いつづけよう！って思います？
ということなのです。
このような別視点を持つことは、自分が楽チン・ご機嫌になることに大きく役立ちます。
「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。
