厄介な【生きグセ】を見抜く魔法のコトバは「〇〇〇」!その【反応】は本当のあなたなの?

毒親の因縁を断ち切って自由なあなたを生きる「オリジナルライフメソッド」香月映見です。

今日もブログを読んでくださり、大変ありがとうございます。

こんなお悩みはありませんか?

何か目的達成しようと思って人からアドバイスを受けたり、解説を見たりしたとき、なぜだか頭が真っ白になったり、フリーズしたり、急激に眠くなってしまうことはありませか?

私たち、何かを実行に移す前に先ず少なからず自ら調べたり、自分なりの予定を立てたり、解決法や手順を考えますよね。

何のためでしょう

そうです! 

そこで知識などを補完して、具体的行動を起こし目標を達成するため、ですね。

ところが、です。潜在意識下(無意識)で、実は「そうしたくない」とブレーキを踏んでいたとしたら・・・

アドバイスしてくれている目の前の人の説明が、途中から耳を素通りしていくような・・・

どこか遠くで聞こえるような感じで、全く頭に入ってこない。

具体的な手順の解説などを読み始めると、今まで大まかにでも自分が段取りしていたはずの解決法が・・・

あれ?何だか急にまとまりを失くし、全てとっ散らからるような感覚に陥ったり。

あれれ?特に寝不足でもないのに、凄まじく急激な眠気に襲われたり。なぜかモーレツにすんごい眠い。という現象も起きたりします。

そんなこんなで、熟考したはずのプランを一旦全て白紙に戻して「やっぱりもう一回最初からだ!」と思うようになったり。

行動し、どこかで躓いたから「よし、もう一回最初からやってみよう!」ではなく、「また『一から考えてみよう!』」まで戻るのです

これ、せっかく道半ばなのに出発点までわざわざ戻ったことになります。順調に積んでいた積み木を、あるところで何度も壊してしまうような感じというと、分かりやすいでしょうか?

結果、双六(すごろく) は全く上がれる気配無く、積み木のお城はいつまで経っても完成しません。

でもこの状態、少し客観的に見るとかなり矛盾していることが分かるんです。

決めたことを実行・達成するため見聞きしたはずの説明や解説によって、逆に全てが出来なくなり、しかも後退しているのです。

重要なのはココです

「まだ何もやってもいないのに!」「まだ何も試してもいないのに!」

見抜くと、クセはクセでなくなります

でも
どうか安心して下さい! これは一種の思考グセです。そしてクセは気づくことで、クセではなくなります。

例としては
「猫背って体に良くないって聞いたから、明日から意識して背筋を伸ばしてみよう」
「座って足を組むと骨盤が歪むから、組まないようにしよう」

このように意識できると、猫背や足を組むという無意識から来る身体の行動グセは、もうクセではなくなりますよね。

気づいたら姿勢を正す、足を組むのをやめる、それでOKです。

そのうち姿勢を正すことや足を組まないことがクセになります。

心身繋がっていますから、この身体の例のように思考グセも改善していけます。

もし次の機会に、頭真っ白・フリーズ状態に入ったら、はたまた まだ何も実行していないのに、またまた最初からやり直そう!とか思ったりしだしたら意識してこう自分につぶやいてみてください。

「まてよ・・・」

この一言が、私たちを現実に引き戻してくれます。

そして頭の中に広がる「ワカラナイ」「デキナイ」が見つかったら、それを少しユルめてみてあげてください。

こんな具合にです。
「私、分からないところもあるけど、分かるところもある
「私、出来ないところもあるけど、出来るところもある


これこそが真実ですよね!
ほんまに、ほんまに。

自分で調べた、段取り考えた、プランを立てた。それらを実行に移したいからこそ、人のアドバイスを聞きに行ったり、セミナーで勉強したり、解説を読んでいたんですものね。

事実、私たちって「一度分かったり出来たりしたことは、出来なくなったり分からなくなったり出来ないのです」

書くと、実にややこしい言い回しになってしまいました(汗)

例えば、
自転車に乗れる、車に乗れる など。これら一度出来るようになれば、もう「出来なくなることは不可能」ですよね。

こう考えても、「分かるところもある」「出来るところもある」は正真正銘真実です。

そして既に「分かっている」「出来ている」部分は、絶対にゼロにはならないわけです。

じゃあなぜ、こんな堂々巡りになるの?

それは「私、(いつも)分からないから」「私、(いつも)出来ないから」という【極端な前提】が、頭真っ白、フリーズ、睡魔に襲われる直前に挟まれているからかも知れません。

毒親育ちである場合は特に「達成するな」「重要であるな」というような【禁止令】を、潜在意識下に持っている場合が往々にしてあります。

*【禁止令】について、詳しくはこちらから*
禁止令(ストッパー) と 拮抗禁止令(ドライバー)

この【禁止令】を持ち続けていると、大人になった私たちが「自分主導で(自らの意思や動機を尊重し)」「目標達成する道」を歩き出しても「私、分からない」「私、出来ない」と途中で全てを一旦ゼロに戻し、ゴールまでまたわざわざ遠い道のりを再度自分に歩ませようとしてしまう、そんな不思議なことが起こります。

そして当たり前ですが、目標達成や解決までの道のりが長ければ長いほど、人のモチベーションや意欲は削がれていきます。

一言でいうと「疲れすぎて、もう嫌になってくる」のです。

そうなると、最終的には全てを諦めてしまう事態に至るかも知れません。自分のことも、自分の人生の幸せをも

そしてこの「私は何もやり遂げられない」という虚無感・挫折感・無力感は、真因が根本解決するまで何度も何度も人生の場面で起こります。

繰り返すほどに「何もできない」「私は無力だ」を強化していくことにも繋がるのです。

【禁止令】については、こちらもご参考ください

・機能不全家庭 決死のサバイバル戦略!禁止令とは?(前編)
https://original-ownlife.com/blog-2022-8/

・機能不全家庭 決死のサバイバル戦略!禁止令とは?(後編)
https://original-ownlife.com/blog-2022-9/

同じ繰り返すなら「トライ&エラー」へシフト

ただ、私はこんな風にも思うんです。

「繰り返すこの負のパターンは、自分が自分に【禁止令、入ってるよ~】と教えてくれている!」

気づいたもん勝ちです。 

そして同じ繰り返すなら、近未来からトライ&エラーへシフトしてみませんか? この体験は、自分の人生の糧となり宝物となり得ます。

この方法は上手く行かなかったなぁ、じゃあ 次はあの方法を試してみよう!と、失敗の数だけ学びも増えていきます。失敗は失敗ではなくなり、達成前の通過点や経由点となります。

そして時には、諦める・逃げるという選択が大切なことも体験できます。(これらは決してダメな選択では、ありません。立派な解決法の一つです。)

トライ&エラーの繰り返しにより「納得いくまで挑戦した自分への自信、挑戦させてあげた自分への信頼感」が生まれ、人間としての成長に繋がります。

そしてその成長こそが、人生の局面で「ピンチをチャンス」に換えるのです。

そして失敗した人や挫折した人を蔑むことなく、優しく寄り添うことが出来るようにもなります。
痛みが、よくよく分かるからです。

愛され幸せになる【許可】へシフト

とはいえ、禁止令は潜在意識下(無意識下)に入っているため、自分で見つけるのは困難を極めます。

またいきなり外してしまうと脳(潜在意識、無意識)の「変わりたくない!」現状維持機能がフル発動するので、すんごい恐怖に苛まれ足がすくみ動けなくなります。

例えて言うなら【禁止令】とは、着ていることさえ忘れているフィット性に優れた下着みたいなものです。
(なのに、なぜか動きにくい)

そんな下着でも、いきなり剝ぎ取られたら・・・そりゃ、スッポンポンは誰でも怖い、怖い~。

そしてあなたに繰り返し負のパターンを踏ませる禁止令には、それを持たざるを得なかったあなたの悲しみや苦しみや痛みが必ず背景に在ります。

私もね、実際自らカウンセリングに臨んだ際、カウンセラーが私の中に在る【禁止令】を見つけてくれてやっと自覚でき、言語化でき、そして手放せたんです。

手放せたその空間には、本来あるべきものが戻ってきます。

それは「私、もっと幸せになっていい」「もっと愛を受け取っていい」という数々の自分への許可なんです。

「一度話してみよう」と思われる方、私はそのあなたの勇気に敬意を払い、
心から歓迎し精一杯あなたに伴走させて頂きます。